2008.03.24 Monday ::
本日の感想文
BS2で28日放映の「とことん! 石ノ森章太郎」の009編が8時間な件。
009はリンかけと並んで、長期に渡って愛してきたマンガですが、そんな長時間とても付き合えませんシリが痛くなります!(;´Д`)でもゲストが井上さんとか、美味しかったら限界まで付き合おうかな。
カテゴリに書くほどでもないジャンプ感想。
・銀魂→まさかの(一部)下描き掲載に、怒りを覚える前に空知先生に何かあったんだろうかと心配になりました。話もちょっとグダグダだったしなあ。沖田は壱哉様以上の調教師かも知れないと戦慄。
・ダブルアーツ→話の転がり方によっては、自分的にすごいツボなマンガになりそうな期待。ぬらりひょんといいバリハケンといい、今回の新連載攻勢はいいもん多いですなあワクテカ。
・バリハケン→抱き枕の誤解フイタ。しかしオタ層はともかく、ライトなマンガ読みにはキモく映るんだろうなあ主人公。それにしてもネームの構成が凝ってましたねすごい。そう云えば主人公は麗たん一筋じゃなかったのか浮気者!(笑)
・鰤→ここまで盛り上げといて次回から誰かの過去バナってオイ! でも夜一さんならアリ!(殴)
・ToLOVEる→古手川たんやっぱりカワユス。あの軽蔑に満ちた眼差しがたまらん。(Mかい)
●劇場版カードキャプターさくら
初見では「クロウ・リードの痴話ゲンカにさくらたんが巻き込まれただけじゃん!」と(自分の中で)黒歴史化していた作品。ですがさくらオタとして保存ぐらいはしとくべと録画ついでに再見しました。
全体的な感想はやっぱり初見時と変わらないのですが、作画・演出共に非常に丁寧に作りこんであり、一アニメ作品としてはよくできてると思います。ただ、クロウに愛憎入り混じる感情を抱いていた女魔導士の存在は、「カードキャプターさくら」の世界においてはちょっと重かった気がします。
設定的にはまださくら→雪兎で、ユエの存在も明らかになってない頃のお話でしたが、さり気なく小狼×さくらへの布石を匂わせていたりと、心配りがなされてました。大川女史はこういうところ細かいな。
後の「封印されたカード」のような、さくらと小狼の小さな恋のメロディ的なお話も大好きなんですが、まだ雪兎にいじらしい片思いをしていた頃のさくらたんも捨てがたく可愛いなあ(*´Д`)まあ、その思い人は己の兄貴と両思いだったというガチホモ失恋展開になる訳ですが(それ云っちゃ)。
とりあえず、エリオルはこの件に関してだけはさくらたんに謝るべきだと思います。ヤツがあの場にいれば丸く収まったんじゃね?(だからそれ云っちゃ)
さくらたんがめでたく小狼と結婚した場合、あのお姉ちゃんたちに義妹としてオモチャにされまくるんだろうなあ。オレも混ぜて欲しい。
あ。
クラナド感想書けなかった…サンマガ感想と一緒に水曜日辺りに。
2008.03.28 Friday ::
覚え書き
明日の(もう今日ですが)とことん石ノ森は画質が落ちるのを覚悟で、DVDで録画しようかと思っていたのですが、国会中継のせいで放映短縮土曜日繰越ってオイ! まあ繰越分が009というか石ノ森オタ的に、黒歴史どころか暗黒レベルな平成版009ヨミ編なので、恥の広まりを防げていいかな。アレもクライマックスは神レベルだったことは認めますが、いかんせんそれ以前がギガント最悪でございました。放映当時のことを思い出すともうアホかバカかと。紺野さん以外のスタッフは全員腹かっさばいて詫びろと。ついでにそもそもの元凶の子息も(以下自粛)。
TV放映版しか知らないんですが、DVDじゃナニな部分は全部修正されてて、そっちを放映するんですか? だったら録画準備継続しとかんとなあ。どないしよ。
今回のは見逃していた009-1のアニメ第1話が見れてラッキーでした。でもご飯の片付けしてたので、佐武市のアニメが見れなかったのは残念(´・ω・`)1回も見たことないんですよねクヤシス。
しかし島本和彦氏の、打ち合わせをド忘れしたとしか思えない熱い熱い語りっぷりに感動しました。気持ちは痛いほど分かるけど国営放送だぞおちけつ(笑)。
同時期に実家置きっぱ状態だった「うる星やつら」を読み返したりしてたんですが、自分が(下手の横好きなりに)マンガを描く上での下地になっていたのは、うる星と石ノ森作品だったことを今更ながらしみじみと実感。前者は絵柄とギャグのテンポ、後者はコマ割りで影響受けまくってます。同人作家さんから得たものも多いので、いろいろ紛れちゃってる部分もありますけどヽ(´ー`)ノ
しかしうる星、完結編前にしのぶと竜之介にそれぞれ恋の相手をあてがってましたが、意味あったんかしら。2人は危ないフラグを立てまくっていたから、それをつぶしておきたかったのかしら。それよか飛鳥ちゃんのいけないブラコンぶりの方を解決して欲しかったですな(笑)。
それはともかくも、ラムちゃんはやっぱり最高のヒロインです。可愛いなあ。
クラナド、番外編があったのね道理でテレビ欄に(終)が出てなかった訳だ。
まさか実は春原が真のヒロインでした、という逆転オチとか!?(ありません)
2008.03.29 Saturday ::
本日の感想文
ニ分割してくれて助かったというのが正直な感想。ぐったりですトシやのぅ。
・あの精神科医の人と島本氏だけで番組進行してくれれば良かったのに(番組が脱線崩壊します)。
・森下千里は知ってるのは島村の顔だけで、009のマンガも読んだことなけりゃアニメも見たことないとしか思えない。その口でジョーは初恋の人なんですぅとか云わんでいただきたい。オールドファンナメんなyoヽ(`Д´)ノ
・原作朗読で、島村の声優に井上和彦氏を起用するぐらいの気配り見せんかいそんぐらいのギャラは出せるだろう国営放送。
・やっぱり昭和版009OPは神。久々に見ましたが泣いたッス(⊃Д`)
・93者バイブルの37話キター。しかし「009」という作品の本質を見せるのが目的なら、「裏切りの砂漠」辺りじゃね? これと「カジノ攻防戦!」の二段構えで放映して欲しかったなあ。
・しょせん子息兄の金儲け手段で内容はロクでもないんでしょヽ(´ー`)ノと未読だった完結編1巻の内容を紹介してくれてラッキー。どうも93者的には不幸になりそうな荒筋だったので、これ以上は知らずに済ませます。まあ3巻が出たらオチだけ誰か教えて下さい多分発売は10年後ぐらいになると思いますが。
・島本氏は遠回しに、「あまり完結編のラストに期待しちゃダメですよだって石ノ森なんだから」と云ってるようにしか思えませんでした。どう云おうが遺族の顔を引きつらせる発言だったと思いますよ先生だってそんな本当のこt
・いやしかし、御大の広げる風呂敷のスケールと内容のグダグダぶりは高確率で比例しますからなあ。「リュウの道」と似たり寄ったりなオチだったりしても驚きません。むしろそうなれば93者は幸せになれるから(多分)、わたしとしてはアリです(そんな読んだ人にしか分からんことを)。
・子息弟が「完結編の発表後に映像化の予定アリ」とのたまってましたが、お願いですからもう009はほっといて下さい(血涙)。
・平成版を見るのは久し振りでしたが、神回なはずの第1話を初めて見た時の感動が消えていたのに、我ながら驚きました。その後の大荒れぶりを知ってるせいもありますが、辛口な昭和版を味わった直後というのがデカイです。
・なんつーか、コミケ通いしているオタ世代が寄り集まって009を作ったらこうなるんだよ、という感じなんですよね平成版。プロのクリエイターというより、石ノ森オタが集まって作ったというか。
・だからファンにとっては痒いところに手が届く描写もあって嬉しい反面、全体的に妙に「軽い」んです。時代による変化ももちろんあります。だけど原作や昭和版アニメで感じた、サイボーグという存在の重みと向かい合うよりも、目先の受けを狙った印象が否めません。
・子供がとっつきやすい内容かと云えばそうでもなく、かと云って大人の鑑賞に堪えうるほどの内容でもない。アニオタ狙いの作品の範疇を超えてなかったんだなと、今になって気がつきました。
・同スタッフ製作による「009-1」が秀作たり得たのは、比較的制約の少ない深夜枠であったこと、オタクよりも夜中にテレビをつけっ放しにしているパンピー層を狙い、「オトナの鑑賞に堪える」作品に仕上げたからでしょう。
・そんな訳で、ノイタミナ枠辺りで009の中短編やったら、案外面白いものができそうな気がします。作品にべったり思い入れないスタジオで製作していただきたい。マッドハウスキボンと書きたいところですが、あそこはデスノでイッタいことやらかしてるからいまいち不信。まだ根に持ってるとか云わない。
・話が逸れましたが、ヨミ編ってこんなに作画も動きも良かったっけ…? やっぱりDVD収録にあたって相当修正したんかな。だって本放送時は「かんじんのあのめいばめんはいっしょうけんめいつくるから、もうちょっとがまんしてみてね☆」と云わんばかりにナニでアレで、とにかく代々アニの生徒が作った紙芝居レベルだったと記憶してるんですが。もう歯ぐきから血が出るほど、怒りで歯軋りしながら見ていたと記憶してるんですが。
・思わず本放送時に録画したビデオを引っ張り出して確認したい衝動に駆られましたが、やっと塞がった傷を開く真似はしたくないので自重。
・文句たらたら云ってますが、クライマックス直前、001に取りすがって号泣する003の場面で泣いてしまったことは秘密です(殴)。本放送では泣かなかったのにっ……くやしいっ……(ビクb略)!
いろいろ書きましたが、天下の国営放送で009の(それなりに)ディープな特集が見れて満足です。稀代の名作でありながらいまいちマイナーな「ジュン」もそこそこ取り上げてくれたし。トシは取ってみるもんじゃのぅ。どうせなら「大恐竜時代」まで突き抜けて欲しかったですがそれは贅沢ですね。というか、このブログ読んで下さってる世代で「大恐竜時代」知ってる人は多分いませんよね。すいません老いぼれで(ゴホゴホ)。
2008.03.30 Sunday ::
覚え書き
あがけで云えば一番分かってもらえやすいでしょうか。
アリスブルーのスタッフの血縁者を名乗る人が「公式のお墨付き!」という触れ込みで、同人であがけのファンディスクを出したとしますよね。その内容が、大学に行った新たんが研修だか留学だかで外国に行って、そこで壱哉様に面差しの似た男と恋に落ちて体を許す関係になりますが、実はその男、壱哉様よりもタチの悪い性悪鬼畜男で、哀れ新たんは愛奴地獄に。さて続きや如何に!?
……これを「スタッフに監修してもらってないけど、作った人間は身内だから公式!」と、自信満々に差し出されてこんなんだったらどう思いますか?
今わたし正にそういう気分です_| ̄|○
もっとも、上記の出来事が実際に起こったら、ここに読むに耐えない罵詈雑言の長文をしたため、サイトを閉鎖すると思いますが。
もっと分かりやすく云うなら、えろげで本命を寝取られたとか実は非処女でしたとか、そういう理由で激しく荒れまくりメーカーを罵倒する殿方の気持ちがやっと理解できました。こういうことだったのね!(それ先に書けよ)
また009プチブームが自分の中で起こったからといって(単純)、迂闊に2ちゃんの関連スレなんか漁るもんじゃないです。知りたくもないことまで知ってしまいます。
てか、平ゼロA級戦犯の分際でまだ009に関わっていやがったのか大西ィィ!(注・銀魂の元担当に非ズ)御大が長年に渡ってさんざん立てまくった93フラグをつぶしただけでも万死に値するのに、003を(完結編ネタバレにつき自粛)にするとはどういう了見なんだかファッキン。
そのアイデアを受け入れた子息兄も、009をまともに読んでないかさもなきゃ何も考えてないとしか思えません。もう今からでも遅くないから、御大の完結編構想ノートを島本和彦氏辺りに丸投げして、二度と009には関わらないで下さい。子息とはいえ009を完結させるなんて、手塚眞にベルリン国際映画祭でグランプリを取れというようなもんです。諦めて断筆してくれ…!(涙)
いやー、93は確かに幼い頃からの心のノマカプですが、こんなにショックを受けてる自分にショックです(苦笑)。
あさってはさくらたんの誕生日だし、ヤケでひとりノマカプ祭りでもやろうかなあ(遠い目)。