怒り! 怒りしかない!

先日はジャンプに萎え、本日はマガジンに憤怒。サンデーは面白かったです。特にけも先生&あだち充の合作マンガは、いろいろと興味深い内容でした。けも先生がもしマガジンでデビューしていたら、初期のあの野暮ったい絵をグレードアップさせた方向に行ってたかも知れないんですね…。あのマシリトに原稿見てもらったエピといい、高橋留美子はサンデーという土壌なくして育たなかった才能であったことを改めて知りました。ジャンプでうる星やらんまみたいなマンガはまず育たないですもん。

話を戻して。
約1か月ダンマリを決め込んでいた一歩が口を開いた訳ですが、良かった…ギャグオチで本っ当ーに良かった……と、こんなことで安堵しなけりゃならんような主人公に、一歩が堕ちたことがマジ悲シス。それでも、ラリった目で「YMS! YMS!」(注釈・2ちゃん一歩スレ用語。「Y(やっぱり)・M(宮田くんは)・S(すごいや!)」の略)と叫び倒したり、潤んだ瞳そして頬を朱に染めて「宮田くん…っ! ボクもう君なしじゃ生きていけないっ…本当だよ〜〜っ!」と控え室に飛び込んで宮田に尻を差し出す展開よりは遥かにマシです。(なにその本宮マンガにありがちなビッチ)どっちも今の一歩なら実行しても、読者の誰も驚かないから恐ろしい。そういえば何気にマガジンは腐女子ネタが多いんですよね。土方さん涙目だね。

鷹村さん立場ゼロになったり、ランディーが子供のケンカな幻影を見てたり、宮田父子がKYな特訓を始めたり(肋骨折れまくってんじゃないのか宮田よ)、この時点でもう目も当てられなかった訳ですが、一歩の「いつまでも宮田くんを追いかけていたいから、試合できない方がいいです(微笑)」にトドメを刺されました。「強い」の意味を知りたいがために、戦い続けている男のいうセリフかそれが。千堂さんの方がよっぽど主人公らしいセリフ云ってて、今回の試合はこの人がいたから、なんとか読めたんだなあと思わずにいられません。もう「はじめの武士」にしようよジョージてんてー…(;´Д`)

一歩の主人公としての劣化もさることながら、今回の試合は工エェとしかいいようがないというか、問題点が多すぎます。まあ、2ちゃんの一歩スレ住人がそこまでいわんでもレベルで云ってくれてるんで、かなり溜飲は下がっておりますが。
あれ、ブーメランフック修得フラグじゃないよね!? 一歩がリンかけ路線移行なんて、リンかけ信者のわたしでもそれは最大最高のタブーだと叫びますよ?

あとツバサ、お前ももうダメだ本っ当ーーーーにダメダメダメだ。
終わりが近いから大抵のことは許容するつもりでいたのに、ここにきてCCさくらのファンが最高に恐れていたことを、大川女史はやらかしちゃいましたよ…! まさかあの冒頭の場面が小狼ジュニアと姫ではなく、体を子供に戻した李夫妻だったとはね……ふ、ふふふふふふh(狂乱)!
どこまでCCさくらのファンの想いを蹂躙すれば気が済むんだ大川ァァ!(もはや呼び捨て)どんだけとっちらかってもハッピーエンドにすればみんな納得☆とかそういう問題じゃない! エンジェルハートみたく、パラレルで押し通してくれれば良かったものを、なんであれだけ完璧に終わった作品に介入して、作者の身勝手としか云いようがない「後日談」なんかつけんの!? さくらちゃんと小狼が死ぬより辛い思いをするとこなんか、誰も見たくなかったわ!・゚・(ノД`)・゚・

正直、まだ全盛期の頃みたいに「ファン=信者」という意識で、ファンは自分たちの作品をすべて受け入れるのが当たり前、と素で思ってるんだったら、CLAMPは今後ツバサを頂点に、下降線を辿ると思った方がいいんじゃないですかね? ファンの本当の望みを無視して、頑なに自分の描きたいものを通す作家なんて長生きしませんよ? ガロみたいなマニアックな雑誌ならそれもアリかも知れませんが、商業誌でそういうやり方はいつまでも続かないでしょ。
…だからメディアミックスにこだわってんのか。

とかムキムキしつつも、さくらちゃんが母親になった後でも、桃矢と雪兎さんがまだ一緒にいたところを見ると、改めて真性ホモップルだったんだなと思ったり。あのカプセルは李家のものなんだろうか。

今回は愚痴ばっかりですみません。気分転換に、久し振りにちょこっとゲームやろうかな…。
はらよしかず :: - :: -