心は小娘。

現在「水の旋律」再プレイ中です。ふゴー! とか叫びながらPS2のカドで額をガンガン打ち付けたいぐらい悶えてます(キモイ)。こういう気恥ずかしさは乙女ゲーでしか味わえませんな!
乙女ゲーは仕事でサンプルもらってプレイすることが多かったんですが、中でも面白かったのは「水の旋律2 緋の記憶」「アラビアンズ・ロスト」かなあ。
アラロスの場合、メーカーは汚物のごとくユーザーから目の仇にされてますが、このゲームに関してはちゃんとパッチ出してるし、いいんじゃないかと。そんなのメーカーとして当たり前のことじゃん、と思うでしょう。でも実hゲホゲッホン! …ま、ちょっとぐぐったら恐ろしい事実が分かるかも?
ヒロインの程よくスレた性格とか、「冒険でお金を一定額貯めたらトゥルーED・失敗したら駆け落ちED」というゲーム部分も面白かったし、攻略対象もユニークで魅力的なキャラばっかりだったしで、個人的にはとても好きです。シナリオで好き嫌いが分かれると思いますが、公式見てピンとくるものがあったらおススメです。一番人気と思われるカーティスはとても良い石田彰。

水旋2は、無印で出た反省点すべてにチェック入れて作ったんだろうなあ…と思うほど丁寧に作ってあります。ただ、前作のユーザーを意識しすぎて、前作ヒロインがキーパーソン&おまけ要素はすべて前作絡みにするという地雷を踏んでしまったのが非常に惜しいところ。
個人的にはそんなに気にならなかったのですが、前作をプレイしてないユーザーは「何でこのウザイ女(前作ヒロイン)がきら(二作目主人公)より持ち上げられとんのじゃい」と憤懣やるかたないご向きが多かったようで、その辺はにちゃんの水旋関連スレが現在の女性向けゲー板では立ってない上に、ゲームの存在自体がタブー扱いされるということから察して下さい(;´Д`)
ぶっちゃけスレが板から消えた(消えざるを得なかった)経緯とか、リアルタイムで知ってますが、アレは惨劇としか云いようがありません。陽菜にもきらにも罪はないのに、どうしてああなったどうs(略)。

そこいらへんの嫌な事情はともかく、各ルートの作りは非常にしっかりしており、世界観に絡む謎解き要素もあったりしますので、やはりおススメしたく思います。メインヒーローの設楽くんは、前作での悪行の謎が解明されて、ヒールから一転悲劇のヒーローとなりますので、そこいらへんをより楽しむためにも前作からのプレイがおススメです。前作の攻略対象・明月圭の“心の影”的な存在であった兄・明月涼も、圭の心情を知った上で攻略すると、切なさがミックスされてええかもです。つーか涼さんは一見ソツのない人格者なクセに、あんなにダメ人g(自粛)。ああ、近藤隆さんの声を聴いただけで溶ける! 涼さん! 涼さん!(落ち着け)

バクマン感想の前フリのつもりだったのに、うっかり長文になりましたので分けます。
はらよしかず :: - :: -