2009.07.28 Tuesday ::
ジャンプ関連
一歩の続きが気になりすぎて生きてるのが辛い状態なので、ジャンプを忘れそうになっていた罠。明日と云わず深夜のコンビニに行きたいぐらいなのですが、実行したらママンから間違いなく往復ビンタ喰らうので我慢。
嗚呼神様。また心底どうでもいいポスカ付録のせいで、サンデーが縛られていませんように。イイ歳してサンデーとマガジン両方レジに持って行くのは、流石に恥ずかしゅうございます。
本題。
どうしよう…あねどきっが全然、面白く、ない……っ!
絵はすごくいいのに、ネタに中身がなさすぎ。なつきのキャラ造詣に深みがなさすぎ。せめてToLOVEるタイプの主人公ハーレムマンガなのか、1on1なラブコメなのかぐらいはっきりさせて欲しいです。もう4話目なのに、まだ方向性が分からないのが一番イタイ。
未だにうすたマンガの面白さも理解できないわたしに、わじマニアはあまりにもキツすぎます! イマドキの小中学生は、アレ読んでゲラゲラ笑うんでしょうか。もう感性がババァなのではと不安です!(泣)
●ワンピース
白ひげキター! 登場時のあの盛り上げ方はハンパねえ。それにしても尾田っち、ノリノリである。
しかしエース誕生秘話は…マンガだしーましてやワンピだしーとは云え、20ヶ月お腹の中に入れてましたってそれどこのウブメの夏!?
●NARUTO
雷影さまの
すごい
正論
もうあっちこっちでツッコまれてるので今更ですが、サスケェが抹殺されても、復讐に燃えるのはナルトとサクラぐらいだと思うんですけど。奇麗事や体制の批判は誰にだって云えますよナルトくん。サスケェを守りたいなら、まず大人を納得させられるだけの建設的な代案を考えて来い。話はそれからだ。
いやもう、ナルトがここまで頭の悪い子だとは思いませんでした。土下座でなんとかなると思っていたの? マジで?
ワンピが10年越えても激走しているのに対して、NARUTOは完全に迷走しちゃってると思います。中忍試験の中盤までは、文句なしに面白かっただけに勿体無い。ジャンプシステムのせいでダメになった引き伸ばしマンガの、典型的な見本になっちゃってるなあ。GAIJINに受けたばっかりになあ…。
鰤? アレはその場その場のハッタリの利かせ方に力があるので、まだ大丈夫です。オサレ先生が倒れない限りはヽ(´ー`)ノ
●ToLOVEる
セリーヌの能力のせいで、リトにデレたヤミの仕草が可愛すぎて眩暈。何気に艶っぽいセリフ云わせたりして、もう矢吹&長谷見コンビのぬかりのなさは異常。それにしても、リトは本当にええ子ですな。
そう云えばヤミが地球に残る気になったのは、ララに魅かれたというのが理由なはずなのに、何故か美柑にシフトした不思議。
●べるぜバブ
古市がなかなか美味しかったです。初回から結構好きなキャラだったので、今回のテコ入れは嬉しいところ。あれぐらいしたたかでないと、男鹿の友人はやってられないということですかね。
●銀魂
沖田がシリアス長編(多分)で初のメインになりそうな。(ミツバさん話は最終的に土方さんが主役になったし)万事屋と真撰組はもちろん、ヅラも一枚噛みそうなので、今後の展開がすごい楽しみです。
そう云えばシリアス回で、沖田と神楽が真っ向から絡むのは初めてかも? なんかいっつも、銀さんと土方さんがにらみ合ってる横で剣呑にじゃれ合ってるイメージしかないので。まあ好きな組み合わせなので、男気あふれたコンビプレイを見せて欲しいです。
死亡フラグをあんだけ茶化しておきながら、本当に死亡しましたとなったら空知先生は神になれると思いますが、まがりなりにも人気投票2位の男を殺す訳ありませんやねヽ(´ー`)ノ
ところで銀さん&土方さん→新八&山崎→神楽&沖田と、万事屋と真撰組の似た者同士の共演ネタが続いているのは新担当の提案ですか? 少なくとも、斉藤さんの頃は沖田と神楽は顔を合わせることもなかった印象なんで気になります。
●めだかBOX
めだかちゃんの行き過ぎた愛情表現によりイチコロにされた、喜界島さんがかわゆうございます。メガネ&ポニテがこんなに破壊力あるとは…! 今回のエピそのものはイマイチでしたが、クライマックスからオチにかけては(個人的には)面白かったです。
●バクマン。
今週はToLOVEるの前って、なんでこうも毎週掲載位置が極端なのォォ! まあ来週はまた跳ね上がってそうですが。もし下位だったら、ジャンプ買ってアンケ出そうかな。
とりあえず編集長グッジョブ! 港浦さんはすっかりサイコーたちのペースに飲まれてるし、医者もほどほどならオッケーとか云い出したので工エェと思っていたら、ちゃんと大人の結論を出して下さいましたよ…!
とにかくサイコーは、もっとママンの気持ちを汲み取ってやれと。マンガ家がどれだけ博打な商売か知っている(そのせいで義弟は死んでいるんだから)上に、ひとり息子がマンガのせいで肝臓の一部をダメにするほど体を壊した揚句、高校もロクに行けない状態なのよ? もうマンガ家なんて辞めて大学行って就職しろ、と云いたいだろうに、堪えて世話をしているだけ、いいお母さんですがな。
んでも、こう思うのはイイ歳の読者だけで、メインの小中学生は「サイコーおかんも編集長もuzeeeeee! サイコー負けるな!」と思うのかしら。
まあ「高校卒業まで休載」なんて、サイコーが納得する訳ありませんわな。エイジにできたことが自分には許されないなんて、(ましてやネームと作画は分業でやってるんだし)サイコー的にはエイジに敗北したことになるんだし。“川口たろう”のキーワードが、サイコーにどこまで効くんだか。
編集長の告知に居合わせた福田くんが、自分のことのように怒っていた辺り、やっぱり熱い漢です。彼の場合サイコーはあくまで“同業者”なので、肩入れするのは当然ではないかと。でも中井さんだったら休載を勧めていただろうので、だから(展開的に)見舞いに行かせなかったのかも。
対して「うらやましいかも…!」などと内心呟いてしまうなど、存在自体が空気を読んでない平丸先生がダメすぎて愛しい。この人といいエイジといい、大場先生はこういうエキセントリックなキャラほど楽しそうに描きますな。
ともあれ、休載によって、シューサイコンビの周辺にどんな波紋が広がるのやら。シュージンはトラップのクオリティアップのために更に勉強とか、柔軟に対応しそうですけど、サイコーは宙ぶらりんになっちゃいそうな。
サイコーの入院中限定で、彼と一緒にいると決めていた亜豆はどうするんだろうとか、亜豆ママンは娘の口から川口たろうの名前を聞くことになるのかしらとか、バクマン的にはささやかな部分が気になります。でも自分のママンが恋人の叔父と恋仲だったなんて、あんまり知りたくない事実ですよね。
…お願いだから、サイコーの熱意に負けて編集長が休載を撤回するとか止めて本当に止めて(;´Д`)でも今までの展開からすると、すんなり休載になるとは思えないので、落としどころはどうなるのか。……ああ、これだからバクマンは面白いなあ。これからも振り回して下さい。
2009.09.27 Sunday ::
ジャンプ関連
別に義務でもなんでもないんですが、どうにも消化不良気味だったので。わたしが。
保留中のエヴァ破感想は大まかなことだけ書いて、細かい感想は放置状態のミクシに書こうかなーとかなんとか。
●ワンピース
白ひげがいちいちカッコよくて困ったりハンコック様が麗しすぎて生きてるのが辛くなったり、オーズが使い捨て過ぎて切ないというか、マジ死んじゃったの?(;´Д`)
この世紀の乱闘の中で、一体ルフィはどういうタイミングで出てくるのか想像できなかったんですが、尾田っちはやっぱりすごいな! としか云えないぐらいのナイスな乱入でした。
それにしてもシャンクスはいつ出てきてもカッコよくて眩暈。
●ぬらりひょんの孫
リクオ(夜)が遠野で修行するよ! ジャンプマンガ宿命の中だるみの予感! と思っていたらイタクきゅんで前のめりになりました。弱い…ああいうタイプに弱い…(*´Д`)
セーラー服羽衣狐様の麗しさに世の駄目人間…おっきなお友だちがスタンディングオベーション状態ですが、よしかず屋はイタクきゅんを応援します。
しかしぬらりひょんの畏って、かなり無敵なんじゃ。
●べるぜバブ
相変わらず面白いんだか微妙なんだか。まあ東条さんがカッコいいからいっかーヽ(´ー`)ノそれでも、男鹿の他意のない言葉に理不尽なほどブチ切れておきながら、何事もなかったように戻ってきたヒルダの真意がよく分かりません。
自分の精神世界に行ってベル坊見つけて拒絶反応で苦しみまくったけど、別に何ともなかったぜ! な展開にも疑問符が止まりません。後で描かれるかも知れないけど。
●NARUTO
最近はやっぱりコレでしょう。
「そうカンタンにナルトに手はださせやしないよ うちはマダラ!」
「だったらさっきのオレのセリフは聞いてるだろ このうちはマダラには一切の攻撃は通用しないと」
「やはり…うちはマダラか…!?」
…2人の会話は高尚すぎて凡人のわたしには理解できないのだ…。
夜中にジャンプ抱えて笑いを堪えるのに必死だったのだ…。
余談ですが、先日キッズステで見かけたアニメナルトにイタチ兄さんが出ていたんですが、最早二次裏でコラされまくったニーサンしか印象にないせいで、思っくそ吹き出しました。これでアニメで例の「サスケェ!」をやられた日には、腹筋が崩壊する予感。なんてイヤなオタク。
●ToLOVEる
打ち切りは突然やってくるものだなあ…と天を仰がずにいられませんでした。ああ、オレの古手川たんが…最終回でナナの可愛さに目覚めるとは、なんたる皮肉か(黙れ)。
打ち切り周辺の事情は追及しませんが、まあどんな形にせよああいう終わり方しかできなかったと思うし、惰性で続けられるよりいいのかなと。
ララと春菜ちゃんのピンチに二択を迫られる状況でも、常に全力でどっちも助ける選択をするリトは、ラブコメの主人公でも生え抜きの好男子だったと思います。読んでて(オヤジ目線抜きで)ほっこりできる作品でした。矢吹&長谷見先生お疲れ様でした!
●あねどきっ
と云う訳でToLOVEるの後釜ポジション確定した訳ですが、なつきのキャラが相変わらず弱い&お色気サービスの方向が(女性作家故なのか)ズレている感が否めないという二重苦で、比べたくはないのですがやはりToLOVEるは偉大だったなあと。
しかし、ここに来て奏ちゃんの猛進と、ちあきちゃん登場でボルテージが上昇。なつきと張り合おうとして裏目に出まくる奏ちゃん可愛すぎじゃよコレ! 「なつきの妹」の顔と、「洸汰より年上(=お姉さん)」の顔が同居しているちあちゃんも美味しすぎです。これでもうちょっと、肝心のなつきのキャラがどうにかなればなあ…あまりにも何をしたいのか、何を考えているのか分からなさすぎ。
●銀魂
沖田話が三回で終わって拍子抜け。やはり長編で主役張らせるのは苦しいキャラなんでしょうか。神楽との絡みというか、柳生編のような戦闘でのコンビプレイ的なものを期待してたんで、そこいらへんも残念だったかなー。
沖田の本心を霧江が聞いてましたな展開はちょっと読めすぎたかなーと思いつつ、彼が普段は口にしないだろう熱い信念が語られた好エピソードではないかと。オチも好きです。あのケーキは今度こそ土方さんに食べさせるつもりなのか、また神楽を嵌めるつもりなのか。
猫編、黒猫ヅラが登場した時はキタァァ! でした(ギャグ要員的な意味で)。こういう時のヅラにハズレなし! とワクワクしていたら脱○ですよこの男! 二枚目キャラの自覚ないのか!
重ねて近藤さんまで出てくるしで面白すぎてたまりません。情けなさ丸出しのエサ獲り作戦会議から「違う志村キタァァ!」の流れが秀逸すぎて法悦。
それにしても、銀魂読んでて初めて土方さんにムカつきました。いいことしたぜ! といわんばかりの笑みがなんとも。
そしてお登勢さんやっぱり最強。いちばん銀さんの嫁にふさわしい人ではないかしらヽ(´ー`)ノ
●いぬまるだしっ
ジャンプで唯一、児ポ法をネタにした漢気に乾杯。少女マンガネタに激ワロス。たまこ先生はかわいいというか、友だちになりたいですヽ(´ー`)ノ
ジャンプに限らず、こういうほどよく下品なギャグマンガが、今の週刊少年マンガに足りなくなってる気がします。マガジンもだぶるじぇいとかやってる場合じゃないよ。嫌いじゃないけど。
●鰤
こんな切羽詰ってる状況で取引とか云い出す砕蜂さんの状況判断の欠落ぶりは異常。ショタ隊長も「藍染と戦りたい」とか寝言云い出すし、隊長格がそれでええんかホンマに大丈夫なんか。
それはともかく、いい加減ハリベル退場させませんかオサレ先生。なんでまだ倒れてないのかすら忘れつつあるんですけど。貴重なおっぱいだから却下ですか。
●その他
・個人的な好みという点だけですがリリエンタール>保健室。リリは化けそうな気がして期待値が高いんですが、難しいかな。てつこ可愛いよてつこ。
・BBコーン美味しそうだったんですが、副料理長の牛の咀嚼な描写はグルメマンガにあるまじき気色悪さでした。アレはダメっしょ。
・わじマニアの何が悪いかって、小中学生の餓鬼共はこういうネタが好きなんだろ? ゲラゲラ笑ってんだろ? という作者の悪意が見えてしまうところです。「マンガは面白ければいいんだ」バクマンで書かれていたこのセリフは、所詮理想論なのねと思わずにいられません。これのせいで、ギャグを舐めきった投稿作品が増えてんじゃ?
・打ち切り宣告されて西尾先生がフリーダムモードになったのかと思うほど、雲仙登場と同時にめだかの世界観が変わったのに困惑。吹奏楽部に非があったとしても、全員流血半殺しはないわー…。その前の喜界島さんと人吉の話に萌えまくったばかりなのに。喜界島さん可愛すぎて死ねる。制服の下にスク水とか、もうなんてマニアック!
バクマンは長文確実なので、もうちょっと要素を整理して後日。
とりあえず、一連の休載騒ぎの総括(?)だけ。
正直、福田くんがボイコットとか云い出して、エイジたちがそれに乗っかる展開になった際工エェと途方に暮れました。バクマンってこんなマンガだったっけ? と首を傾げました。
が、4巻と併せて読み返すうちに、極端な例えをするなら、真面目なサッカーファンがイナズマイレブンを見てこんなのサッカーじゃねえと激怒するようなものかも知れないと思った訳ですが、如何か。
あんな騒ぎ起きたら、福田くんたちはジャンプ追放どころかマンガ家廃業確実とか、ボイコットを止められなかった雄二郎さんたちも速攻クビだろうとか、集英社の上層部が黙ってる訳ないじゃん編集長の責任問題になるじゃんよ普通はとか、そういう“リアル”はバクマンには必要ないものであって、あくまで「少年ジャンプをフィールドにしたマンガ家たちのバトルマンガ」なんでしょう。
…そもそもイナズマイレブンで怒るような人はキャプ翼の段階で憤死するんじゃ? というツッコミはスルー。
でも、バクマンの魅力だった「虚構と現実の絶妙な配合」の匙加減が変わった印象派否めません。なんというか、デスノで云うとLがリュークも知らなかった特別ルールで復活! ニアメロの協力を得て改めて月に挑む! 月は夜神パパンに自分の本性バラして上手いこと丸め込み、捜査本部を正式に味方につけてLを迎え撃つ!
…という展開にもしなっていたら、こんな気持ちになるかもなあ…と。
だからと云って面白さが激減した訳でもないし、また「配合」が変わる可能性もあるので、見切る気はありません。実際また面白くなってきてるし。
あ、そうそう、バクマン内マンガ人気投票ですが、応募しましたとも! ラッコ! ラッコ! ラッコ! ラ(略)
どうせTRPとクロウの一騎打ち確定でしょうけどorz
2009.10.29 Thursday ::
ジャンプ関連
もう5巻の発売も近いしジャンプ捨てられちったしなので、休載騒動は単行本で出たら感想書くことにします。以下はTRAP打ち切り以降をぼそぼそと。
そう云えばマンガ人気投票、ラッコ4位は順当だったと思っていいのでしょうか(⊃Д`)この世は金と知恵が3位に食い込むとは思いませんでしたビックリ。
・いくら打ち切りでヘコんでいた上に、蒼樹女史との接点が消えるのが怖かったとは云え、「ボクたち」とコンビで当然的な発言は図々しくないですか中井さん。
・で、案の定フラれたし。この件に関しては、女史の肩を持たざるを得ません。
・アンチ蒼樹だったわたくしですが、新担当の山久氏との電話越しの会話のエロさ加減には眩暈がしました。別に女史が脱いだ訳でなく、ただ下着描写付きのラブストーリー(否ラブコメ)を打診されて、思わず洗濯物の中にあった自分の下着に目をやってしまい赤面してしまう。ただそれだけなのに、間の取り方や女史の目線がたまらなくエロい。まさかバクマンで、エロ担当のめだかやあねどきよりもエロスなシーンを拝めるとは思ってもみませんでしたヽ(´ー`)ノ
・それにしても、女史はそんなお色気なんて不潔な! とか云って嫌うキャラかと思ってたんですが、それもアリだったとはビックリでした。
・一方のシューサイも打ち切りで挫折感いっぱい。打ち切り前の対策で「読者の声を取り入れる」というのを試して、結局ネームの段階で港浦さんに止められて没にしたエピがありましたが、一概に否定するもんでもないと思うんですけどね。亜城木の作風ではやってはいけない、ということだったんかしら。
・打ち切り前に、福田くんがシューサイ&中井蒼樹をなんとかしてやれないだろうか、とエイジに電話して「何もしてあげられません」とキッパリ返されてましたが、わたしも「何云ってるですか?」な気分でした。
・つか返せよ! エイジが打ち切りになれば連載のお鉢が回ってきてラッキーかも…と脳内で算盤はじく、そんなクールな福田くんを返せよォォ!(涙)あの頃の福田くんなら、あんな甘っちょろいこと云わなかったはずですよ…。デビューした途端、いいヤツになりすぎです。
・エイジは有限会社を立ち上げてたんですね。儲けてるのぅまあ一億持ってるそうだし。手続きは雄二郎さんがしてくれたんでしょうか。
・エイジの金銭に関する無頓着ぶりを見ていると、Drスランプがヒットした当時の鳥山明の逸話を思い出します。あの人も自分の通帳の中身に興味なかったらしいですね。今は知らんけど。
・連載打ち切りでサイコーの目標だった「18でアニメ化→亜豆と結婚」が消えた訳ですが、元々できなかったら破局という訳でもなかったし、亜豆は30(だったかな?)までに迎えにきてくれたらいい、ということになったしで、この設定は早期打ち切り用の大場先生の保険だったということでしょうか。
・冬にやっぱ大学行っとくかーで進学決めるってどんだけ四流大学!? しかも見吉も決めてませんでしたって、そこいらへんはしっかりしとこうよ…。
・シュージンはともかく、サイコーは高校卒業したらマンガ1本でやってくと思ってたんで意外でした。まあ大学にはあの石沢もいましたから、行かせた方が面白いという作者の意図なんでしょう。
・港浦さんの亜城木ギャグ描きなさい発言には驚きを越えて呆れました。ギャグマンガ家ほどセンスが重視される上に、才能をすり減らす人種もいないというのに。つか、シュージンは緻密なストーリーを組めるところに特性があるんであって、港浦さん今まで亜城木夢叶のどこ見てたんだろう。
・極端な話、コナン終了後の青山剛晶に「次は『いぬまるだしっ』みたいなマンガ描いて下さい」と云うぐらいムチャクチャな要求ではないかと。
・…と思ったんですが、それはあくまで現実の話であって、バクマンではそこまで深刻に考えなくてもええんかなと。それを差し引いても港浦さんは三流以上二流未満な編集者だと思いますけど。
・まあアレですよね。「ワンピースみたいなマンガ描きなさい」と云われて本当に描いて、しかもアニメ化される程度にヒットを飛ばせる真○ヒロみたいなマンガ家こそが、港浦さんというかマンガ編集部にとっては理想のマンガ家なのかも知れませんな。プライドの有無はともかく。
・で、ギャグやるやらないでシューサイVS港浦さんがすったもんだして現在に至っている訳ですが、サイコーの主張も港浦さんの主張も、決して間違ってないと思います。ただ、どっちも自分たちの主張が絶対正しい、と頑なになってるだけで。
・そうやって意見をガンガンぶつけ合っていくのはいいことだと思うんですが、港浦さんの「真城くんが描かないなら他の誰かに描いてもらう」発言は、地雷踏んじゃったなあ…。シュージンがどれだけサイコーの絵に惚れ込んでいるか、分かってないはずないでしょうに。
・今までサイコーと港浦さんの間に立って、妥協案を探り続けてきたシュージンでしたが、この発言でとうとうブチ切れ。石沢の件といい、怒らすと怖いのはサイコーよりシュージンの方なんですよね…情に脆いしね。
・シューサイが港浦さんに内緒で出した、トレジャーの投稿作を夢中で読むエイジに悶えました。何あの可愛い生き物!(*´Д`)
・エイジはマンガ家であると同時に、マンガを読むのが好きで好きでたまらないマンガファンでもある訳で、マンガを楽しく読む前に、つい分析してしまいがちなシューサイとの差はそこにもあると思います。雄二郎さんが気が付いたあの点も、そのひとつでないかと。
・中井さんは価値観そのものが合うと思えない蒼樹女史より、加藤さんみたいな素朴な子の方が合うんでない? でも会う機会なさそうだしなーと思っていたらそう来たか!(クワ!)
・人が恋に落ちる瞬間を、はじめて見た。(杉田ボイスで)を体験した高浜くんの胸中や如何に。というかお気の毒。いっそ「加藤さんショタコンですよ」と云ってあげればいいのに(無理)。
・しかし、もし加藤さんがサイコーのことをまだ忘れてなかったらどうなるんだろう。
・ラブストーリーのネームを起こすも、男の子視点を要求されて悩む蒼樹女史。実は彼女、恋愛経験は片思いしかないという事実。おいおい何ですかその萌え設定! ずっと男性を見下すような態度しか取れなかったから、敬遠されていたんかしら。ジャンプ関係者と接触して、初めてダイレクトに自分に意見するようなエキセントリックな男性たちに関わって、内心戸惑っていたということかしら。
・さらに、女史に取って男性の気持ちが聞ける相手が中井さんしか思い浮かばなかったというこの衝撃! マージーすーかー! いやいやいや! 中井さんはもう(色んな意味で)ダメだから止めておきなさい! アナタのためです素直に山久氏に訊きなさい!
・なんか、加藤さんを食わせていける程度に働ければもうアシ専でいっかなーと、志の低いことを思ってそうなダメデブに蒼樹女史は渡さん! という気分です。頼むから会わないで下さい(;´Д`)
・そこに意外(でもないか)な人物が名乗りを! なんと平丸さんは蒼樹女史に結構マジな様子(一方で亜豆も捨て難いという本音)。
・「年上は嫌です! 年下に甘えたいんです!」どこまでダメな男なんだ平丸さん! ステキィ!
・いやいや、バクマンでこんな恋模様が展開されるとは…いっそこっちにシフトしてはどうでしょう。
・少なくともサンデーの「最上の命医」の何ひとつ気にならないというか、それ以前に取ってつけた感バリバリの四角関係より面白いことになりそうなんですが。タイミング的にもバクマンにぶつけたように見えるんですが、偶然ですよね…でも担当があの悪名高い冠だから、何やらかしても不思議じゃなかったり。
久し振りに書いたらやっぱり長くなりました。
蛇足ですけど、なんとなくエイジの声を阪口神で脳内アフレコしてみたらしっくりいってしまい、以来わたしの中でエイジは神の声で喋ってます。サイコーは入野自由さんが(自分の中で)近いかもです。
確かジャンGの企画もので、サイコーの声を福山さんがあててらっしゃったんですよね。そっち聴いてみたかったかも。
シュージンは…誰だろう?
2009.11.04 Wednesday ::
ジャンプ関連
まだ秋なのになんでこんなに寒いのか。ママンにこたつを要求しようと何度も口を開きかけましたが、この寒がりめと罵られるだけなので止めました。
晩御飯のチゲ鍋は美味しく食べました。あったまるねえ。
では今週のジャンプ。
●ワンピ
工エェ!? …まあ続きを待つしか。だってまだ白ひげはガチで戦ってないじゃない! アレが最初で最後の見せ場だなんて肩透かしすぎる…!
それにしても、ゾロがミホークに勝てる場面がもう想像できません。強いなんてもんじゃないよアレ。
●NARUTO
…あの、サクラさん、そんな見え透いた嘘でナルトを云いくるめられると、本気で思ってらっしゃいますか…? いっそストレートに「サスケくんを殺す覚悟を決めないといけないのよ! アンタも…アタシも!」ぐらいのことを、涙混じりに云ってくれれば惚れ直したのに。
これはサクラがどうこう以前に、こんな風にしか彼女を動かせない岸影先生に問題があると思うのだ…。
●鰤
おー白哉兄さんかっけー。マユリ様かっけー。
…良かった。一護の回想が終わる頃にはひよ里ひからびてんじゃね? というかひよ里が瀕死だったことも忘れ去られるぐらい、ヤミーで引っ張るのではという予感が外れてくれて、本当に良かった…。
なんでこんなことで安堵せにゃならんのだ! もっとサクサクいこうよオサレ先生!ヽ(`Д´)ノ
●べるぜバブ
うおー盛り上がってきたー(棒読み)と云いたいところですが、相変わらずビミョー。ジャンプのお約束をきちんと踏襲していても、エピソードの積み重ねがしょっぱいと上滑りするという見本になっちゃってるような。東条さんはカッコよくて好きなんですけどね。
男鹿、そこはベル坊に感謝すべきじゃないだろうか。ヒルダといい、この世界のキャラクターたちの怒りの沸点の位置がよく分かりません。
●銀魂
映画化おめでとうございます。しょっぱいオリジナルでもやられたらどうしようかと不安でしたが、紅桜編のリメイクという安全パイで良かった良かったヽ(´ー`)ノ新訳ということで、白夜叉覚醒シーンでくぎみーが童謡歌ったり、ヅラが「今度こそきm(自粛)」とか云ったりするのかしらわくわく。(分かる人だけ分かって下さい)
うーん、猫編終わってからどうもギャグのキレが悪い印象。料理教室回は副編が乗り込んできたぐらい切羽詰ってたそうなので、空知先生相当お疲れなのではと気を揉んでしまいます。
今週はちょっと面白かったです。結野アナの結婚→スピード離婚の裏側に、こんな壮大な事情があったとは(笑)。最初から考えていたのか後付けなのか、非常に気になります。あーでも実は陰陽師でしたってのは後付けくさいから後者かな?
それにしても銀さんは舞い上がりすぎです。新八だってお通ちゃんの前ではもうちょっと落ち着いてますよ?
今回しみじみ結野アナを見てみて思ったんですが、こういう清楚(と云っていいのか)な雰囲気の女性が銀さんの好みなら、ミツバさんも結構ストライクゾーンだったのでは。土方さんとは基本似た者同士だし。
●いぬ
いぬまるバキに盛大に噴いたの巻。小中学生の想像力って凄いなあ…。
●追悼・AKABOSHI
連載1回目当時の感想にも書きましたが、第二の封神演義を狙える可能性は充分あったと思っていただけに惜しいです。主人公と悪役に、致死レベルに愛嬌がなかったのが敗因ではないかと。フジリューはそのへん上手かったよなあ。
絵はすごくいいんで、天野先生にはまた帰ってきていただきたいと思います。
●バクマン。
シューサイと港浦さんの仲直り&結局ギャグで仕切り直しよりも、遥かに気になる展開が待ち構えておりました。あれっきりのキャラかと思っていた岩瀬さん再登場とは…! 蒼樹女史と同じ大学で、しかも新進女流作家として活動していたというおマケ付き。蒼樹女史に「マンガのどこがいいのか」と詰め寄る辺り、まだシュージンのことを忘れてないんですね…PNが「秋名愛子」だしね。
今までアンチ蒼樹でしたが、岩瀬さんへの「マンガが好きだから」の返答にカウンター喰らいました。もうアレだけで、今までの高慢な発言や行動の数々を許せそうです…!
しかし男心の相談相手を模索する際、中井さんのことを「恋愛感が偏ってる」とか「相談なんかしたら調子に乗る」と斬って捨てる辺り、やはり女史ですなあ。振った後ろめたさとかないのか。でも中井さん、好きな女性が非処女だったとか、そんなことを知ったら一挙に愛が醒めるタイプな気がせんでもなく。
山久氏は生理的にダメなのか。スケベったらしく見えるだけで、いい編集者だと思うんですけどね。彼でダメなら、港浦さんなんてもっとダメなんじゃ?
福田くんは「あの人に相談なんて屈辱…!」でワロタ。ああいうタイプは超苦手なんでしょうなあ。まあ万が一相談なんかしたら、成人…もとい青年誌レベルの回答をされそうなので回避推奨かと。
一方のシュージン、TENは一旦リセットし、新作ギャグマンガの模索に入ります。その際「魅力的なヒロイン」作りで壁にぶつかり、動物園へ気分転換しに行ったらば偶然蒼樹女史と遭遇! 悩みが同じだったと知り、男心・女心を教え合うことに。以下次号。
うーん、なんかなーシュージンは見吉の可愛さを分かってないんかなーと、ちょっとガッカリしました。じゃあ見吉のどこに魅かれて付き合ってんだ。おっぱいか? おっぱいなのか?? サイコーの方が「見吉は優しいじゃん」と云ったりしてて、よっぽど彼女の良さを分かってるような。
蒼樹女史にしたら、彼女持ちで年下でインテリで紳士なシュージンは、相談相手にはもってこいだったんでしょう。まさかシュージンに本気にはならないよね…でもデスノも、ミサミサの方が月より年上だったしなあ。加藤さんといい、年上女房にこだわりでもあるんかしら大場先生。
多分、サイコーがエイジのアシ経験でTRAPのヒントを掴んだのと同じく、シュージンが蒼樹女史との勉強会(?)で何かヒントを得る展開であって、それ以上のことはないんじゃないかと。まあ女史の大学で待ち合わせ→岩瀬さんと再会でひと悶着ぐらいはあって欲しいですけど、あくまで三人だけのトラブルで収めて、見吉のあずかり知らない出来事であって欲しいです。彼氏のことで気を揉むところとか見たくないですよ。つか、そんなややこしい恋愛事情はバクマンではどうでもいいんで、加藤さんフラグ同様サクっと流していただきたいです。
でも、シュージンが蒼樹女史にフラっと魅かれるぐらいのエピは見たいかなー。シュージンに足りないのはそういうときめきだと思うんで。だいたい見吉に本気だと云いながら、彼女にメロメロには全然見えないからなあシュージン。サイコーが絡むとアツさ丸出しになるのにねえヽ(´ー`)ノ
ぬらりもテンション高くて目が離せません。羽衣狐様がワルすぎる…だがそこがいい。
2009.11.18 Wednesday ::
ジャンプ関連
バクマンの展開にオロオロせざるを得ない。今週土曜発売で良かった…!
その前にジャンプいろいろ。
新連載はどっちも突き抜け臭が…あ、いや…(視線を逸らす)。
●銀魂
え、天下一武道会的展開…? とちょっと萎えていたらボディーブロー喰らいました。今からアニメが楽しみすぎて生きてるのが辛い。ぜひ阪口神には目一杯性的に演じていただきたいですヽ(´ー`)ノ
まさか恐怖のパン食い競争で新八涙目から、あんなカオス展開が待ち構えていたとは! パンデモニウムさんが愛らしすぎます。ベヘリット顔なのに何だどうしてだ。ぜひアニメではエロゲ声優様召喚で目一杯性的(略)。
ラストでパンさんをそっと演じて、新八を慰める外道丸さん萌え。
晴明さんをデフォでお義兄たま呼ばわりするなど、婿入りモード全開な銀さんですが、わたしには結野アナと道満さんが寄りを戻して銀さん涙目以外のオチが思いつきません。
●保健室
理事長、自分も波動拳を撃ってみたかとです…!
●鰤
卯ノ花隊長、黒い…! だがそこがいい。
剣八さんとニーサンのアレ、ケロロ軍曹、いやそれ以外の複数のアニメやマンガでそっくりなのを見た気がするんですがまさかですよねーヽ(´ー`)ノ
●NARUTO
ナルトが聞く耳持たないからって、「サスケくんに会いに行く」の流れは訳が分からないってばよサクラちゃん! ナルトもサクラの気持ちを汲み取るぐらいのことをしろよと。
ビーと鬼鮫の戦いは、コマがゴチャゴチャしていてよく分からないのだ…。
岸影先生にはもうちょっとネームを練って欲しいのだ…。
なんだか誰が何をやっているのか良く分からないままドーンゴオオオシュウウウだった、ツバサのクライマックスを思い出すのだ…。
●あねどきっ
ええいなつきはいいから、奏ちゃんの出番をもっと増やさんかい! もう奏ルートでいいよこのマンガ…奏ちゃんやちあちゃんは可愛く描けてるのに、なんでなつきだけこうも魅力がないのか。やっぱり縁もゆかりもない他人の家に転がり込んでおきながら、居座る理由をのらくらかわしているところが最大の原因なような。ミステリアスな部分を出したいのかも知れませんが、現状ではただの電波にしか見えません。
●いぬまるだしっ
先週のですが、「ばらぐみのぼたんちゃん」で思っくそ噴きました。コンビニで。全力でレギュラー化希望。このドロボウ猫!(バシイ)
●べるぜ
東条さん編決着。なのに、なーーーーーーんの感慨も浮かびませんどうしよう。ここまで「つまらなくもないけど面白い訳でもない」微妙なマンガは初めてです。
なんだろう、ジャンプのセオリーをキッチリ守ってるだけで、プラスアルファがないというか…。サンデー編集部に「ジャンプっぽいマンガ描いて下さい」と云われて出来た作品だったら納得したかもと思うぐらい、泥臭さが足りないのもマイナスかも?
あ、でも邦枝さんは可愛かったよね!
●ぬらり
イタクきゅんキター(*´∀`)可愛いなあカッコいいなあ。
ではバクマン二週まとめていっきまーす。
●先週号
・シュージンと蒼樹女史の朝まで生討論が微笑ましすぎて悶えました。シュージンからの電話にビクっとする蒼樹女史が可愛すぎる。
・金と知恵はダメでも未来時計はアリという女史の基準がよく分かりません。少年誌の経験で、マンガの読み方に柔軟性が出てきたということかしら。単に好みの問題?
・岩瀬さんは何と云うか…マンガやアニメなんて下品なサブカル、あるより無い方が健全な文化の育成的にオケ! とばかりに児ポ法を押し通そうとする規制推進派ってこんなカンジなのかもと思ってみたり。
・まあ蒼樹女史が(すごい上から目線…)とか、モノローグでいちいちツッコんでくれているので溜飲は下がってますが。中井さん騒動の際にはあんなにイラっとさせられた女史に救われることになるとは…!
・それでも、寝言並べおって社会に出てボッコボコになってからモノを云えヒヨッコがと思わずにいられない、嫌な年寄りがここに。現場じゃ学歴なんか糞の役にも立たんわ!(何かあったのか)
・それでも、シュージンのことをずっと好きだったというその一途さは良いです。でもプライドが邪魔しすぎてますよね。
・つか、大場先生は岩瀬さんを好きすぎる。もうノリノリでネーム描いてるの丸分かり。デスノの高田といい、本当こういうタイプ好きなんですねー。
・「私の下着見たいですか!?」…やられた。やられたよ女史…。もう白旗揚げちゃうよ。自分の云い間違いをシュージンに指摘されて(女史は「男性は女の子の下着を見たいものなんですか?」的なことを訊きたかったそうで)パニクる女史が可愛くてもぉぉ! こんな女史を見せてカウンターを食らわすために、今まで周到に「鼻持ちならない高学歴の元少女マンガ家」として描いてきたのか大場&小畑コンビ! 恐ろしい子!(白目)オレは女史についていくぜ!(澱みのない笑顔で)
・そんなシュージンと蒼樹女史のキャッキャウフフの一方、(長電話のせいで)シュージンと電話が繋がらなくなった見吉に不信感が湧きます。頼む、このまま騙されていて…! 修羅場は見たくないのよ…!
・シュージンのアイデアのひとつである「(女史がモデルの)女教師のパンティラ」。そんなん描いたら、女史が感づいて不快感抱くんじゃないかいな。
・動物園で女史と会う約束をし、現地に赴いたシュージンの目の前に岩瀬さんが! でこの号終わりだったのですが、もし不信感クライマックスな見吉が後をつけていたらシュージンに代わってしっこちびりますたい! とガクブルでした。ここでシュージンが優柔不断な態度を見せて、蒼樹女史幻滅しながらも男心のなんたるかを学ぶのかと思っていたら、全然そんなことはなかったぜ。
・ここまでサイコーの話題なし。
●今週号
・前半の すごい 岩瀬無双
・もしかしたら岩瀬さん、シュージンにマンガなんか止めて私と小説書きましょう的なことを云うんじゃないかと思っていたら、当たったんでビックリ。
・岩瀬さんの上から目線な発言にイラっとしたシュージン、マンガと小説どっちが上か下かの議論なんて無意味、と斬って捨てます。ま、落としどころとしては妥当ではないかと。
・個人的にはモノによる、としか。そもそも純文学の線引きもよく分からないです。
・自分の意見に聞く耳持ってくれないシュージンに、岩瀬さんだったら私もマンガ原作やります発言。マンガをバカにしてる人間がジャンプに挑戦とか、なにそれふざけてるの?
・と云いたいところですが、シュージンに再会したことで積年の想いが制御できなくなって、どうしてもシュージンに認めて欲しくて口に出たという乙女心は分からんでもなく。気持ち化粧も濃く描かれてますし。
・コレはもう、岩瀬さんジャンプ編集部にネームを持ち込むも「ジャンプ向きではない」と一蹴→スクエアに拾われる→作画コージィ決定→コージィ×岩瀬成立ですね分かります。
・シュージンと岩瀬さんのやりとりを見守っていた蒼樹女史が、彼女の心情を冷静に分析してるのがすごいなと。「子供だ、この人…」いいえアナタも大概ですよ女史ヽ(´ー`)ノ
・話の流れから、まだシュージンが見吉と付き合ってることを知った岩瀬さん絶句するの巻。「あんなバカ女とまだ…!」と怒りに震えたこと間違いナシ。
・「(見吉より私の頭の方が)1000倍いいのなら私と付き合いなさい!」アンタのそこがイカンっちゅーねん! シュージンは岩瀬さんのそういうところを、バカと断じたぐらい嫌ってるのに。
・「見吉の方が1000倍好き」と返したシュージングッジョブ! ステータスでしか人間を見ない岩瀬さんには、理解できない言葉でしょうなあ。それでもシュージンがいいという、自分の気持ちともっと向かい合いなさいよ…。
・岩瀬さん一方的に退場後、お互い赤マル掲載が決定していることを知ったシュージンと蒼樹女史は、会うのを止めるか否かで相談。サイコーが許してくれたらこれからも会いましょうということに。
・波長の合う二人だなーと思いつつも、カップルとなると似合いすぎててもの足りないので、それはナシにしていただきたい。シュージンには見吉みたいな、知性はなくても情は深い女の子がいちばん釣り合い取れると思います。
・それにしても、にちゃんのバクマンスレを見る限りですが、見吉の人気のなさに驚きました。気は優しくて力持ち(笑)で常に彼氏を立てて、その親友にも気を配って雑用も積極的にこなしてくれて、おっぱいも大きいのに何でなんだろう。
・やっぱりサイシューコンビ決裂騒動の際の立ち位置が悪かったせいなのかしら。でもあれはサイコーの勘違いが最大の原因であって、見吉はずーっと気にかけてたのに。シュージンにぱんつが派手と云われて白に換えるぐらいいじらしいのに。
・別に見吉派という訳でもないのですが、恋愛の美味しいところしか味わってない亜豆や、エリート意識が抜けない蒼樹・岩瀬の才媛コンビよりは、ずっと親しみやすくていいんでないの? と思っちゃう訳で。
・でもオヤジ目線で見るとダントツ女史ですけど。(ダメじゃん)
・シュージンのことで気を揉んでいる見吉を気遣ってか、サイコーは彼女に仕事場の合鍵を渡します。「見吉もオレたちの仲間だよ」という思いが込められていると思うと、ちょっとホロリ。いい奴じゃんサイコー。
・港浦さんとの打ち合わせのため、ファミレスに行ったサイシューコンビを嬉々として見送った見吉は、掃除中に恐るべき地雷を踏んづけてしまいます。
・それは、本棚に無造作に置かれた岩瀬さんの小説。それだけならどうということもないのですが(PNだし)、本の後ろに挟まっていた、シュージン宛ての手紙を見つけてしまったのです。
・そこには、岩瀬さんのシュージンへのデレ炸裂な文章がしたためられていたのでした。蒼樹女史の手引きで偶然を装って会う、というシチュだったにも関わらず、岩瀬さんの中では“デート”に変換されていたようで、高木くんとのデートが楽しみすぎて生きてるのが辛い的な内容。え? 何でそうなるの??
・まあ握手しただけでシュージンと付き合ってると錯覚できるぐらい、特殊な脳の回路をお持ちですから岩瀬さん。
・この手紙の勘違い入った内容を鵜呑みにした見吉は、シュージンが岩瀬さんと、影でずっとサイコーと亜豆みたいな付き合い方をしていたと思い込みます。あの二人みたいなモデルケースさえ身近になけりゃ、玄関で仁王の顔でシュージンの帰りを待つか、ファミレスに乗り込んでシュージンタコ殴りで終わったかも知れないのに…。
・なんと見吉、本を元通りに片付け合鍵をポストに入れて、精一杯涙を堪えつつ家路に着くのでした。……正直、見吉がこんな風に黙って身を引くタイプの女の子だったとは驚きました。
・変に騒いだり喚いたり、嫌なトコ見せてシュージンに嫌われたくない、と思ったんだったら泣ける(⊃Д`)
・もーーーーー早く続き! 続き!! ワンピースの続き以上に気になるじゃんよ! どうせバクマンだから深刻ぶっといて実はそんなことなかったぜな、拍子抜けな展開だったとしても! いやむしろそれを切望! もう見吉のあんな悲しそうな顔見たくないよ!
・しかし、万が一にもシュージンと見吉が別れた場合、蒼樹女史づてでそれを聞いた岩瀬さんが「計画通り」の月の顔をするようなことがあったら岩瀬派に寝返ります。それぐらい腹黒なら惚れる。
・本筋の方を先に書いたせいで後回しになりましたが、慣れないギャグでテンパっている高浜くんがシューサイに愚痴電話。その際中井さんと加藤さんがキャッキャウフフすぎて辛い(意訳)と話します。
・サイコー、加藤さんの気持ち知ってたのか…。だからと云って、脈絡もなく「ボク婚約者いるんです」とは云わんわな。どんな自意識過剰だとなっちゃうわな。
・高浜くんは「加藤さんはマンガが上手ければ誰でもいい」と云いましたけど、中井さんに尊敬以上の感情は絶対ないと踏んでます。多分、「中井さんのお陰で、私マンガ家を目指す決心がつきました! アシスタント辞めて頑張ってみますありがとうございました!」糸冬 了 これね!(鬼)
・それはともかく、その話をシュージンから聞いた蒼樹女史、複雑な表情で「最低…」と呟きます。
・正直、かわいいなーと単純に思ったわたしは異端なのかと思ったぐらい、女史のこの発言があちこちで叩かれたのが意外でした。えーだって、女史は振った後で中井さんの存在の大きさに少しずつ気がつきはじめている訳で、その矢先に他の女にあっさり乗り換えてましたなんて聞いたら、そりゃ面白くないっしょー。
・それを自分勝手な感情だと気がついてないぐらい、恋愛に疎いのかと思うと萌えるんですが、ダメですか?
・それでも中井×蒼樹は自分の中ではもうナシ。もう雪の中で懸命に原稿を描いていた、漢な中井さんはいないんだよ…高浜くんとこにいるのは、飛べない豚はタダの豚なんだよ…。
・高浜くん、担当に潰されたマンガ家の例として描かれたりしないか心配です。なんとかトンネル抜けて欲しいなあ。
・サイシューのギャグマンガ、赤マルで蒼樹女史どころか、静河流にもボロ負けする展開だと面白いのに(えー)。だってなあ、あの港浦さんの執拗なギャグ信仰が止まらない限り、シューサイはステップアップできない気がするんですもん。早く血肉の通ったキャラ作りに目覚めてほしいです。
※蛇足
低音石田彰でねちっこく。
標準ミドリンで変態チックに。
中村悠一でオーソドックスに。
平丸先生の脳内アフレコ、上記3名の誰が一番いいか悩みます(かわいそう)。
2日がかりで書きました。疲れた…。
しかし、今週のサンマガで神展開を見せたマンガが数本あるので、すぐに熱い思いをしたためねば!ヽ(´ー`)ノ山田先生…アンタ漢や…(滂沱)。