2009.05.20 Wednesday ::
ジャンプ関連
シュージンったらなんておませさん! まあ高校生男子としては当然の反応だったとは思いますがヽ(´ー`)ノ加えてサイコーが朴念仁すぎるのか。でもToLOVEる鼻の下伸ばしながら読んでるのよね?
そんなバクマン感想の本題は後にして。
●めだかボックス
個人的には非常に面白いし、好みのタイプのマンガです。高飛車だったり愛嬌があったりと、色んな表情を見せる完璧超人のヒロイン・めだかが特に好みでたまらんかったりします。黒髪ロング万歳!(そこか)
ただ、ジャンプで人気の取れるタイプのマンガじゃないような…お色気ならToLOVEる、学園の揉め事お任せ系ならスケットがあるしなあ。うーん、せめて単行本3巻分ぐらいは続いて欲しいものです(消極的)。
●AKABOSHI
これまた面白い。主人公にクセはあるものの、ジャンプのセオリーはしっかり押さえているし、今後登場するキャラの作り込みによっては、第2の封神演義になれる可能性も大いにあるかと。化けて欲しいマンガです。腐女子受けもしそうだしヽ(´ー`)ノ
●ワンピース
すっごいなークロコ&ルフィ&ジンベエのトリプル攻撃なんて、1ヶ月前には想像もつかない出来事でしたよ。これで蛇姫様も参戦したら鼻血噴出もの(カッコよさ的な意味で)。ワンピはもしかしたら、連載史上今が一番盛り上がってる時なのかも知れませんね。
まああんまりこのエピ長期化して「ゾロ? ナミ? ああいたねそんな仲間!」ということにならないよう、いっちょお願いしたいところ。
●鰤
先週分の話ですが、ショタ隊長腕斬られてピーンチ!→実は幻覚でした は、2ちゃんやふたばの関連スレでは腐るほど出ていた予想だったという事実。てか、いつも誰かしらのテキトーな予想が当たる展開というのもどうかと思うのですが。まあ責めを負うべきはオサレ先生ではなく、担当だと思ってますけど。本当に鰤の現状をよしとしていらっしゃるんでしょうか。
鰤は現在のジャンプで唯一、車田マンガが作り上げた「様式美」を完璧に受け継いでいる貴重なマンガだと思います。わたしも鰤のそういう面を好んでいるのですが、4様がラスボスになってからこっちの展開で、リンかけ2の悪夢のごときグダグダっぷりまで継承せんでええのに、と溜息をつかずにいられません。
ソウルソサエティ編は面白かったのになあ。あの当時のテンポに戻るだけで、随分違ってくると思うんですけど。
●銀魂
銀さんの過去の一端が明らかになりましたね。紅桜編ではほとんど描かれてませんでしたが、銀さんにとって松陽先生は本当に大事な存在だったんですね…。
しばらくご無沙汰だった全蔵がカッコよかったり、月詠のキャラに深みが出てきたりと、今回のシリアス話はなかなか美味しいです。あまり長々と続けなかったのも良し。
月詠、銀さんに恋することで「女」として成長するのかしらね。いいね(萌)。空知先生なのでカップル成立はまずないと思いますが(何より銀さんだし)、微笑ましい関係として描いてくれるのではないかと期待。
●トリコ
リンに黙祷(⊃Д`)
あっさりお亡くなりになったんでビックリしましたよ! サニー踏んだり蹴ったりですな。
冒頭の見開きがアッー! に見えて一瞬本気でビビったことは秘密。
●バクマン。
ここ数週で、シューサイコンビと彼らを取り巻く環境が激変。箇条書きで。
・アシのメガネっ娘と三好がひょんな誤解から対立! …とかやらないですよね。そんなんあったら鬱陶しい。
・それよりシューサイコンビと打ち解ける気ゼロっぽい、あのしかめっ面の彼の動向が気になります。
・よしかず屋は新妻エイジの次に平丸先生を応援します。イイ! 実にイイよあのいっそ清々しいほどのニート思想! メンヘルな眼差し! ラッコ11号マジ読みてぇ!
・コージィが蒼樹女史と組んでSQで逆襲とは! でもコージィが蒼樹女史が納得するような「マンガの」絵が描けるとは思えないんですが…芸術性が高ければ女史的にはオッケーなのかしら。
・てか、自分が納得できる絵師なら誰でも良かったんだな女史。中井さんのことは本当に絵は上手いけどキモデブイヤンぐらいにしか思ってなかったんだな(そこまで云わんでも)。
・それはともかく、女史のウザいところは「マンガを通じて芸術を読者に伝えたい」という信念そのものですな。ゲージュツのお勉強するためにジャンプを読む読者なんぞいませんて。そんな匂い感じたら速攻で飛ばし読み確定ですって。
・まあプロは「自分のマンガは面白くて当たり前」と思っててナンボであることは、金未来杯前のミーティング(?)で明らかにされてますから、女史はそんなこと想定してないんでしょうけど。それにしても女史の少年マンガに対する空気の読めなさは異常。マーガレット編集部も厄介払いのつもりでジャンプを紹介したのでは? と勘ぐりたくなります。
・蒼樹さんの裏切り(?)を知ったボクらの中井さんがどんな(シューサイ的な)大事件を起こすのか、もう気になってたまりません! 一緒に泣いてあげるから、あんなビッチ忘れちゃえよ中井さん!(⊃Д`)ノ
・しかしその中井さん騒動中は、エイジも出っ放しなのではと思うとときめきます(殴)。エイジますます可愛いよエイジ。福田くんも出てくるのかしらドキドキ。
6月発売の3巻も楽しみです。表紙どんなんかなー。
2009.06.02 Tuesday ::
ジャンプ関連
…と、ちゃんねら臭丸出しなフレーズを書きたくなるほど、NARUTOの展開は有り得ないものでした。いや、カカシ先生が復活するのは分かりきっていたことですが、長門の最期の力で全員生き返って良かったね(はぁと)はマジねーよ!ヽ(`Д´)ノ
これで目論見がつぶれた(多分)ダンゾウがこの先生きのこるには。
●ワンピース
内容もさることながら、扉絵…サンジ、とうとう精神崩壊しちゃって…(⊃Д`)
それでもタバコは忘れないのはさすがとしか。
●銀魂
いくら吉原だからってわかめ酒だのあわびだの栗だの! 純真な小中学生が本当に銀さんはモンブランを作れるんだすげーと思ったらどうするの!? どうもしなくていいのかそうか。しかしアニメの時どうするんだろう。まんまやったらスタッフ土下座どころじゃないんじゃ。
月詠と銀さんの関係はまあ、月詠にとって万事屋3人は、心の底から気を許せる大事な仲間になったということですね。いいところに落ち着いたというか、正直安心しました。下手に恋愛絡んで腐女子…女性ファンに発狂されても困るので(苦笑)。個人的には銀月アリですけどね。しかし銀さん、月詠に手を出す気はまーったくなかったようで、女遊びに関しては、あくまでビジネスライクなお付き合いしかしない主義なんかしら?
ラストの月詠の笑顔は良かったです。かなり好きなキャラになりました。
●ToLOVEる
ヤミ×美柑はいい。心が洗われるようだ(下卑た笑顔で)。
しかし黒猫キャラがここまで出てきていいんでしょうか。
●バクマン。(先週分と併せて)
3巻表紙エイジキター! 明日の発売が楽しみです。
・ラブコメならともかく、ジャンプでバトルを描けない(描きたくない)というのは致命的すぎるというか、ならなんでジャンプで描こうと思ったんだ蒼樹女史。
・中井さんからの電話で微妙に嫌な顔してたところを見ると、やっぱり絵が上手いだけのキモデブと思ってたんだな。
・中井さん、そんなベタな手段でコージィに対抗するとは…! でも蒼樹女史はそういう直球に弱かったのね。やっと女史の人間臭い表情が見れて安堵。
・なんだかんだで中井さんを心配する福田くんマジいい奴。しかしいいバイク乗ってるなあ。
・中井さんと蒼樹女史の和解を目の当たりにしたシュージンと見吉がダダ泣きしていたのが良かったです。やっぱりお似合いの2人なのね。
・コージィの すごい かませ犬ふたたび。
・今までダンマリを続けていたアシの高浜くんが、実はシューサイではなく、アシ仲間に反発を覚えていた&人見知り気味だったというオチ。こういう一見無愛想な人が、話してみたら意外ととっつきが良くて意気投合してしまうというのは割とよくあることですが、サイコーと打ち溶け合っていく様子が本当にリアルなのに驚きました。あるあるこういう空気ある! みたいな。
・上記みたいなエピといい、現実と虚構の配合の絶妙さ加減がバクマンの魅力なんだなあと今更思い至りました。デスノより売れなくとも、デスノより面白いマンガになるんではないかと思ってます。
・ああ、ラッコ11号読みたい…。
・一応仕事が順調なサイコーに対して、写真集の企画を突きつけられた亜豆の苦悩はクライマックス。サイコーへのメールで追い詰められている様子がアリアリだったんで、痛々しかったです。
・まだ16歳の女の子が人前で水着姿、しかも写真集となると買う人がどんな目で自分を見るのかも分かっている訳で、ましてや好きな人がいるんだったら、夢のためとは云えそりゃ辛いですよ。サイコーに自分の裸見て欲しいとトチ狂ってもおかしくないですよ。
・しかし、良い子のジャンプでそれはイカンよォォ! ToLOVEるでは日常茶飯事でも、バクマンでは由々しき事態ですよ暗黙の了解を含んでいる訳だし!
・ここでいらん誘惑に駆られないサイコーは生真面目というか、亜豆を本当に大事に思ってるのねとちょっと感動。
・新人声優の事情はよく分かりませんが、事務所を変えるという訳にはいかんのでしょうか?
あー、やっぱりメガハウスの銀さんフィギュア諦め切れないなあ。思い切って予約しようかなあ。置き場所微妙だけど。
2009.07.07 Tuesday ::
ジャンプ関連
エヴァ序の感想を書くつもりでしたが、破を観た後にもう1回見ようかと思い、先にジャンプを。
と云ってもほぼバクマンだけです。久し振りに続きが気になってそわそわ。
●あねどきっ!
ぼくはめだかタンの方が好みですハァハァ(;´Д`)
…今どきにちゃんでも見ない頭の悪い文はともかく。(本当にめだかちゃんは好きなんですが)
ラブコメの1回目としては及第点。河下先生のぱんつへの愛は異常。しかしそこがいい。
ヒロインのなつき嬢ですが、黒髪ロングキャラというと(アニメ版ですが)初恋限定の山本岬のインパクトが強かったせいで、イマイチ乗れないというか。今後どんな活躍を見せてくれるか次第ですね。
●銀魂
またこんなアニメにしにくいネタを中編で…まあ上手いことやっちゃうんでしょうけどアニメスタッフ。
こういうオールスター的なネタでも、高杉はいじりにくいのがなんとなく伝わるというか、月詠もちょっと浮いてる気がします。どうでもいいですが、いい加減坂本辰馬出しません空知先生? アニメOPでさんざん出てるのに、本編ではとんとご無沙汰というのに違和感感じまくりです。あーでも、今度出したら高杉も出さないとだから、ネタとしてやりにくいのかな。
エリザベスと定春の、血生臭いボコり合いが頭から離れません。しかし2匹(?)ともすごい久し振りに見た気が。特に定春。
●ToLOVEる
古手川たんが可愛くて生きてるのがt(略)。
単行本ちょっとずつ購入してる最中でして、改めて春菜たんの可愛さにクラクラしてましたが、やっぱり古手川たんがいいね! しかし春菜たんも捨てがたいもうどっちもオレの嫁(殴打)。
…と、己の中のオヤジが申しております。
●べるぜバブ
…どうしてこう、面白くなりそうでならないんだろう…。ひとつひとつのエピソードや伏線は決して悪くないのに、組み合わせたら微妙な出来になりました、という風に見えるんですよ。ギャグとシリアスのスイッチの切り替えが上手くないのも気になります。銀魂やスケットがそのへん上手いから尚更。というかそこが原因な気が。
ベル坊のおもちゃに閉じ込められる話は面白かったのになー。
●バクマン。
長いので箇条書きで。
・トラップついに単行本かー。前から疑問だったんですが、サイコーはカラーイラストの技術はどうやって習得したんかしら。アナログのカラーは模写して覚えるという訳にもいかないし、画材の相性から試行錯誤せにゃならんので時間かかるはずなんですが。
まあ画材の最強兵器である“コピック”をマスターすれば問題ないかも?
・電柱の影に身を潜めていた平丸さんカワユス。この人のダメ人間ぶりが心地いいのは、わたしがダメ人間だからでしょうかヽ(´ー`)ノ休載したくてたまらんのに、それでも原稿は落としてないその在り方は、冨樫に対する嫌味に見えますが気のせいですよねヽ(´ー`)ノ
・担当を信用してないせいで(+蒼樹女史への配慮?)、ひとりで迷走しはじめた中井さんと、外部からどんどんネタを取り入れている福田くんだと、後者の方がいいものが出来そうですよね。中井さんはハイドアに入れ込みすぎて、かえって作品をダメにしそうな…。福田くんはやりすぎると、アシの友人とやらにネットでネタばらしされそうでちょっと危険かも。バクマンにそういう概念があるのかは分かりませんが。
・アシの三つ編み眼鏡っ子の加藤さんが、実はサイコーにホの字だったことが発覚。その加藤さんなんと26歳。サイコーとは8才差。ちょwwwと一瞬思いましたが、ウチの従弟がそれぐらいの差でデキ婚したことを思えば、個人的にはアリにならざるを得ません。でも従弟は叔母一家をはじめ血縁者一同、口には出さねど「早く離婚届を書く気にならんかなあ(遠い目)」と思われているぐらい、嫁がアレだという事実。いや、別に加藤さんがそうなるとは云ってませんよ?ヽ(´ー`)ノ
・加藤さんのカミングアウトに対する高浜くんの反応、最初読んだ時はアンタ加藤さんにホレとったんかい! バカにしてたクセに! と思ったんですが、もう1回読んでみたらドン引きしてただけでした。そりゃそうだ。
・単行本の作業や連載の進行などで、疲労がピークに達したサイコーついに倒れる! 先週からやつれた様子だったので、嫌な予感はしてましたが…表紙イラストと、連載分の原稿の一部がまだできてなかったりするので、強制打ち切り展開のオカーン。まあ作者急病→連載再開の可能性も充分ありますが、休載期間によっては読者が関心を失くしてるかも知れないですね。
・病院に担ぎ込まれたサイコーですが、その診断結果は…!? で次号。
サイコー志半ばで死亡で第一部完→第二部でサイコーの葬式後、傷心のシュージンの前にサイコーそっくりの少年が(なぜか銀髪)! 実は川口たろうの隠し子だった! そして新コンビ誕生でジャンプに再挑戦!
…ですね分かります。
まあ数週間絶対安静とか、そんなところでしょうな。チャンスとばかりにサイコーに甲斐甲斐しく尽くす加藤さんの前に、亜豆が見舞いに! とか、あるのかしら。正直そういうゴタゴタした恋愛事情は、バクマンではウザイんで止めて欲しいところ。見吉と岩瀬さんのにらみ合いぐらいのレベルにしていただきとうございます。
・でも単純に、亜豆が見舞いに来るのかどうかは気になります。サイコーが爆睡している間にこっそり来て手を握る…とか、いいなあ。それなら見たい。
・どっちにせよ、加藤さんは気の毒なことにしかならん気がします。「携帯のやりとりだけの恋人」に勝てないなんて、やり切れないにもほどがあるし。サイコーは亜豆以外の女性は見事に眼中にないしなあ。あの一途っぷりは凄い。
・それよりシュージン! どさくさでなんという熱い告白を…! 見吉が入院したってあんな言葉絶対に云わないよね! どんだけサイコーを好きなんだ!(鼻血を拭きながら)
さあ腐女子は単行本派と云わず、コンビニに云ってそのセリフを読んでくるんだ! すごいぞ!
2009.07.17 Friday ::
ジャンプ関連
ぬあー、今週は書きたい感想がたくさんあったというのにorz
ここのところ、児ポ法関連のサイト巡り、にちゃんの関連スレを回ってタイムアウト、というパターンでずっと過ごしていたもので。
今回は一応廃案になりましたが、まだ油断はできませんよ。自公もアグネスも「まだ終わらんよ! まだ!」と嫌な意味でデターミネーション状態なので、正にオレたちの戦いはこれからだ! ですよ!
スクエニ(ガンガン系)が一部のお色気マンガや小説の規制をやらかしたとの情報もあります。今のところ、スクエニが最近の児ポ法の流れに過剰反応しただけという説が有力ですが、もしToLOVEるが突然打ち切られたり、美柑とナナモモの出番が極端に減ったりしたら、児ポ法絡みで、何らかの圧力が働いたと見て良いでしょう。
10年前に児ポ法が施行された際は、(マンガやアニメなどの創作物は関係ないのに)紀伊国屋書店は「ベルセルク」と「バガボンド」を一時撤去したという実話もあります。(バガボンドは知りませんが、ベルセルクは主人公のガッツが幼少時代の性的虐待を思い出すエピがありました)
児ポ法の一番の恐ろしさは、こういう「業界の過剰反応」にあります。ベルセルクですらこれなのですから、BLの扱いも容易に想像できるというものです。
今はマスコミもやれ歴女だ腐女子だと、面白がって取り上げておりますが、いつ何時「男同士のセックスを見て興奮する異常性癖者。てゆーか女のHENTAIキモッ」扱いするか、分かったもんじゃありません。なので児ポ法をはじめとする、表現規制問題には常に関心を払っておいた方が良いと思います。万が一児ポ法が引っ込んでも、人権擁護法案だとか青環法だとか、二次元を含む表現の規制を目的とした法案はまだまだありますので。規制推進派はしぶといですよ…!
それはまた別の機会にして。
とりあえず今週のジャンプ。
>加藤さんの恋は1ページで終わったのだ…
サイコーは肝臓の一部を切除する手術が必要とかで、結構シャレにならない状態。巻頭カラーも単行本の表紙原稿も上げられないんじゃ、単行本の発売も有耶無耶になるんじゃ? まあ集英社だから、その辺はキッチリしてくれるのかなあ。
「週刊連載は休んじゃダメなんだ!」至言ですねサイコーくん。巷では冨樫に対する最高の嫌味だと云われてますが、わたくしは青年誌との並行連載の帳尻を合わせるために、わざと休載するあのグループに聞かせてやりたいと思いました。あんなにバカスカ休むんだったら、どっちも初めっから月イチか2回連載にしときゃ良かったのに(ぼそり)。
それはともかく。今回のことでサイコーが退院しても、サイコーママンが復職を反対するイベントが起こりそうな。おじさんも体を壊して亡くなってるのは確かだしなあ。親御さんとしては、せめて高校を卒業してから仕切り直して欲しいと思うんじゃないでしょうか。
「亜城木夢叶」の片方(彼氏の仕事の相棒)としてではなく、「真城最高」を真剣に心配する見吉はええ娘やなあと思いました。そしてシュージン、仕事と友情との間で悩み抜き、なんで病気したのが俺じゃないんだ、と涙を滲ませるシーンでちょっと涙腺が緩みました。しかし二度目に読んだ時は腐れた笑みが浮かんでしまった罠。(ダメじゃん)
ちなみにジャンプは基本、一度読んだら満足するんですが、銀魂とバクマンは二回読み返します。
病院で仕事する気マンマンのサイコーを何としても休ませたいというシュージンたちの計らいで、サイコーの病室に訪れる亜豆。病室のドア越しに会話する二人……で次号。娘を励ます亜豆のママンが良かったです。しかし妹ちゃん、中原淳一の挿絵みたいな顔ですな。
サイコー復職でトラップ復活後、アンケで苦戦を強いられて打ち切り大挫折か、どう人気を盛り返していくかで港浦さんと試行錯誤していくのか…どっちにしても楽しみです。エイジの「負けたくないです」発言もありますし。
>空知先生は人気投票自体ウザいんでしょうか
らめぇぇレッツパーリィで中の人に触れちゃらめぇぇ! カプコンは許してもプロダクションIGがアップをはじめちゃうぅ!(アニメ的な意味で)
いやまさかの声優ネタで不意を突かれました。今までアニメ版をネタにしたのってあんまりなかったし。土方さんの煙草を求めて宇宙放浪話で「(喫煙描写に関して)これはポッキーです的なごまかし方をされる」と愚痴らせていたことぐらい?
面白かったんですが、いろいろキャラ出しすぎて肝心の銀さんの影が薄くなってしまった感。お妙さんがちょっと壊れすぎてて、次出てきた時にマトモになってるかも不安。そう云えば定春とエリザベス恐怖の強襲で、一体どんな目に遭わされたのかガクブル。
しかし山崎はともかく、新八は今回何も悪いことしてないのに、あの扱いはカワイソス(´・ω・`)
>その他
・スケットは子供の頃さんざん遊んだ親戚の子と、しばらくぶりで再会する時のフワッフワした気持ちが手に取るように描かれていて、こっちまで落ち着かない気分に。ラストにちょっとホロリ。
・新連載は可もなく不可もなく。長続きしない気がしますが、そう云っていた黒子が続いているからわたしの予感はアテになりませんヽ(´ー`)ノ
・普通の(?)女子高生になった邦枝さん可愛いよ邦枝さん。
・仮面の軍勢登場は、リンかけで例えれば十二神戦でスコヘル&ナポレオンが加勢に来たようなもんだと思えばいいんでしょうか。それにしてはまったく胸がワクワクしないというか、藍染様高みの見物という名の空気状態で更になっがーーーいバトルが始まるのかと気が遠くなってるんですが、どうしたらいいんでしょう?(知るか)
>アニメ銀魂オリジナル回に当たりが出た件
「空知節の再現度」という1点において、どうしても見劣りしてしまうオリジナル話ですが、今回はプランABCで噴いてしまいました。サッカー話もまあまあだったし、下山脚本のオリジナルは今後期待していいということかしら…。
しかし今回、銀土もしくは土銀な方々にとっては、コミケ締め切りのラストスパートにあたって最高の燃料になったかとヽ(´ー`)ノこれ絶対に入(略)なショットもございましたからのう。
銀さんと土方さんの手錠アクション、どっかで見たことあるような…と思ったらダブルアーツでした(涙)。打ち切られて幾星霜な今でも忘れられません。
ラストで沖田がすんなり手錠を外して、いい話でまとまったのが不満。外すどころか足にも手錠をかけて放置して帰るぐらいのことをしてこその沖田! それでこそドSだろう! 酷いこと云ってますかそうですね。
来週、ちょ、音楽もろにドラクエ…! しかもFC版…!
2009.07.21 Tuesday ::
ジャンプ関連
先日夜中に窓を全開にしてネットをやっていたらば、耳元で虫の羽音がしたので「またカナブンが入ってきたな鬱陶しい」と、音の去った方向に目をやったその瞬間、固有名詞を記すのさえおぞましいアレが視界に入った時の、あの恐怖たるや……! その後? キンチョールの一撃を喰らったんだ、もう生きちゃいるまいよ…(何その敗北フラグ)。いやもー、その夜は蒸し暑かったんですが、冷房いらんぐらい肝の底から冷えました。恐怖は本当に冷房いらずな効果があったのね…。
霊感ゼロなんで、見えもしない幽霊なぞ怖くもなんともありませんが、生理的嫌悪感を装備した生き物は怖いです。そして人間はもっと怖いですガクブル(いろんな意味で)。
それはさておきジャンプ感想です。でもバクマンだけ。
なんか今週は、めだかちゃんもあねどきっもイマイチだったなあ…。ToLOVEるのひとり勝ちっぷりは異常(お色気的な意味で)。美柑かわいいよ美柑。
では本題。
うーーーーん(困)。
今週の展開、賛否両論ありそうだなあと思い、試しににちゃんのバクマンスレを覗いてみたら、やっぱりその通りでした。というか、わたしと同意見の方がすごく多くて、なんとなく複雑な気持ちに(苦笑)。
まさか休載ではなく、手術も受けて原稿も落とさないという選択肢でいくとは思いもよりませんでした。やられたね。
サイコーは原稿の完成を諦めておらず、亜豆の制止も振り切ってシュージンを根負けさせ、カラー原稿に向かいます。やっぱりコピック使いだったのね。
ものすごーくあっさりと、亜豆とサイコーご対面。亜豆との誓いを破ってでも原稿は描く、というサイコーの決心の表れだと思うんですが、これって「サイコーと亜豆は夢を叶えるまで会わない」という、作品の核になる重要な「縛り」をとっぱらったことになる訳で、こんな形で解除…? と思わずにいられません。でも、デスノも前半のノートの紆余曲折ぶりによって月が(計算込みとはいえ)振り回されていたことを思えば、読者が思っていたよりは重要ではなかったということでしょうか。もしかしたら、バクマンは大きな転換を控えているのかも…?
今回、何が問題かというと、
サイコーがどうしても原稿を落としたくない一心から無茶を押し通そうとする気持ち。
亜豆がそれを支えたいと思う気持ち。
仕事と友情の間で揺れていたシュージンが根負けして、サイコーの元に原稿を持ってきた気持ち。
分かります。でも、それは「若さゆえの暴走」であって、ぶっちゃけ自己満足しているだけなんですよね3人とも。わたし自身がもういいトシなもんで、3人の気持ちは理解できても、共感はできないです。そのエゴがどれだけ周囲を心配させ迷惑をかけるのか、分かってないだろと。
いや、“分かっていない”のはいいんです彼らはまだ高校生ですから。ですが、サイコーと亜豆の最後の行動、それに対する港浦さんの反応は、バクマンが今まで描いてきた「リアリティ」から明らかに浮いている。このままサイコーのエゴを肯定する展開にはなって欲しくないです。あの場にいたのが港浦さんでなく、服部さんなら絶対サイコーを叱り付けて止めていたと思います。ここでオトナがガツンと云わないと、サイコーは精神的に成長できないと思うんですよ。実際病状が悪化して、ますます描けなくなったらどうすんの?
ただ、エイジのお見舞いの様子からして「サイコー休載ナシでトラップ続行VS本気全開のエイジinクロウ」の対決はやりそうな。そうなるんだったら、編集部もシュージンも、見吉もサイコーママンもお医者さんたちも納得するような展開にして欲しいです。最低でもあしたのジョーなりきり根性論が通じるほど、現実は甘くないよと釘をさされるエピぐらいは入れておいて欲しいかなー。とにかく、読者が感じる違和感を見越した展開であれと望まずにいられません。あのデスノの原作者だから、分かっててやってると思うんですが…。
亜豆の行動を肯定した上でですが、「覚悟もないのに“男だから”なんて云わないで」(意訳)とシュージンに云い放ったシーンはすごいと思いました。肝が据わってるなあ…。でもこのことが見吉にバレたら大喧嘩になるんじゃ?
しかし、実はサイコーが亜豆を想うより、亜豆の方がずーっとサイコーを好きだったというのはすごいな。小学4年生からずっと好きだったとかびっくりですわちょっとおっかないけど(苦笑)。
それにしても、先週はToOVEるより下位で今週は上位と、こんなに掲載位置の振幅の激しいマンガは珍しいんじゃないでしょうか。いっつもハラハラしちゃうよ…! 本気で危なくなりそうだったら、アンケ出す覚悟はありますが。