よしかず屋雑記。

マガジンもあるのでちゃっちゃと。

●境界のRINNE

りんね対魔狭人戦にて、りんねにセコイ罠を仕掛けて借金を背負わせてがんじがらめにし、地獄に落とすという策略が描かれました。世間がやっとあがけに追いつきましたねヽ(´ー｀)ノ

その魔狭人ですが、留美子作品において主人公に私怨持ちの男はヒロインに惚れる法則があるのですが、なーんか彼と桜はピンとこないなー。
…と思っていたらそういうポジションの新キャラ・翼くん登場。でもってりんねと桜がお互いを少なからず意識していたことも発覚。どっちも恋心どころか、異性と認識してもいないと思っていたので驚きました。りんねは鈍いなりに、かなり独占欲が強そうですな。

翼くんはりんねにライバル心を持つ一方でちょっとイイ奴だったりもするので、犬夜叉と鋼牙や乱馬と良牙のように、会う度に剣呑なやりとりをする関係にはならん雰囲気。留美子先生はそのへん、ぬる〜く描いていくおつもりなのでしょうか？　まあそのうちりんねに強烈なアタックをかますような、桜のカウンターキャラが出るはずなのでそこで判明するかと。

なんだかんだで、るーみっくのラブコメ展開は落ち着きます。

●MAJOR

吾郎里帰りで薫たんとのキャッキャウフフにソフィア（仕事上の）乱入！　な展開が、正に雨降って地固まるに（笑）。ソフィアの云ったことは実に正論で、薫たんは吾郎がバカやったツケのとばっちりをくっただけなんですよね気の毒に。余談ですけど、薫たん登場回では必ずサービスシーンを入れる満田先生はプロの鏡ヽ(´ー｀)ノそして美乳は正義。
そんなに吾郎に早くヨメが必要なら、もう間を取って寿くんでいいじゃない（鼻をほじりながら）とか云ってたら、吾郎が薫たんにプロポーズそしてちゅーしたでござるの巻。ご、吾郎にそんな甲斐性があったとは…！　というか、そんなにあっさりちゅーするんなら、もっと早いうちからしとけ！

それだけならともかく、次の週で義妹の千春ちゃんが急速成長していて、大河が美容院を運営してて、薫たんがアメリカにいて妊婦になっていたッ…な、何が起こったのかオレにｍ（略）。
なんかいきなり5年後？　になったみたいです。吾郎童貞卒業よりキーン移籍より何より、ギブソンが監督になっちゃったのがなんか…。現役の間に、吾郎との対決はちゃんと描いて欲しかったですよ。やっぱりWBCで描き損ねた感が漂いますな。
キーンが移籍してんのはアレですよね、寿くん後釜で吾郎とのバッテリー復活フラグですよねヽ(´ー｀)ノ

もうすぐ産まれるであろう吾郎ジュニアが、最初の頃の吾郎と同じぐらいに成長するまで続けるのか、それとももうすぐ終わるのか分かりませんが、この急展開がちょっと寂しかったりします。サンデーの一歩的位置づけ作品だと思っていたのになー。眉村ともしっかり決着つけて欲しかったよ(;´Д`)

そう云えばアニメメジャーの後番組はジャンプ作品という噂を聞きましたが、マジならスケットかぬらり？　NHKだと、スケットのコテコテ感がなくなりそうで嫌かも。

●アラタ　カンガタリ

ヒール→ヘタレ→ツンデレ→ナイスガイと、次々と華麗な転身を遂げるカンナギさんに反比例するかのように、門脇は人間のクズ中のクズに転落そして六ノ鞘の捨て駒確定の予感。いやー、どうせアラタのかませ犬から改心して和解するんでしょ？　と思っていた門脇が、異世界乱入で革の中ボス（？）として立ち塞がるとは、渡瀬先生もエグイことしやはるわー（どこの方言や）。

カンナギさんの場合、実は誠実な部下がいて領民にもそれなりに慕われていたり、過去に恋人との悲しい別離というダークサイドに堕ちた理由っぽいものが描かれたことで、革パーティーのツンデレ兄貴分というポジションに収まることができました。
しかもコトハと革の関係を面白がって煽ったり、あれほど欲しがっていた創世を奪い取ったのに、それを革に突きつけて叱咤するなど、めちゃイイ奴だったりもして、もしかしたらサンデーで一番輝いてる御仁じゃないでしょうか。

それにひきかえ、門脇はせっかく「母親に捨てられた」過去があったり不良グループにいびられ金銭をせびられていたりと、同情するべき要素が出てきたにも関わらず、それを凌駕する人間のクズっぷりを発揮。父ちゃんにヘタレなのを怒られるのも、織部に最低呼ばわりされて周囲から嘲られるのも、全部身から出た錆なのに日ノ原が悪いんじゃァァと逆ギレ。そして革のいる異世界に飛ばされ六ノ鞘に持ち上げられ、ここなら合法的に日ノ原殺せるじゃんヒャッホォォウ。これが人間のクズでなくてなんなのか。

なもんで、ここならお前ころころしても無問題なのはこっちも同じじゃァと、革がブチキレたのは爽快でした。アラカンスレでも「もう革はあのクズ（門脇）殺しちゃってもいいんじゃね？」と住人が素で語っていたのが、なんか凄かったです。

まあ門脇は理不尽な理由で革を逆恨みしていじめ抜いて彼を学校から追い出して、さらにおっかけ転校してまたいじめるという、デフォルトでどうしようもなく人間のクズだからねーヽ(´ー｀)ノ
遂力に飲まれて自我消失→六ノ鞘に「あなたの役目は終わりです（笑）」的な扱いをされる展開が目に浮かぶようですが、個人的にはもっと悲惨な目に遭うことを祈っております。

さて問題です。この項でわたしは何度「人間のクズ」という単語を使ったでしょうか？

●月光条例

とりあえず、藤田先生がフランダースの犬と浦島太郎のお話が心底お嫌いであることは理解しました。

しかし。
ネロはコゼツのお金をくすねてでも生に執着するべきだぜ！　浦島は亀一匹分のお礼だけ受け取って竜宮城を立ち去るべきだぜ！　それが漢の生き方ってもんだぜ！　そうだよねありがとう月光（=藤田）サン！　お陰で原作より最高の人生が送れたよ！ヽ(´∀｀)ノ

…こんなオチで終わられた揚句、どうよあんな辛気臭い原作なんぞより、オレが描いた方が面白いだろ？　そうだろ？　と鼻先にグリグリ押し付けられる真似されても、正直ウザイ。そして鬱陶しいとしか云い様がありませんよ藤田先生。よもやわたしの涙腺をさんざん決壊させた名作「うしおととら」の作者が描いたものとは思いたくもないほど、「月光条例」が同人以下のオナニー漫画だったことが、もう悔しゅうてなりません。こんな酷いマンガ描かせた編集部は何をやってるのかと。原稿取りに行くだけならバイトにだってできますぜ？

赤ずきん編は神がかっていたのに、どうしてこうなったどうしｔ（略）。

まったくの余談ですが、昔やっていたジャンルで原作＜＜＜自分の考えたパラレルワールドなサークル主に、喫茶店でパラレルのプロットと設定がびっちり書かれた大学ノートを渡され読まされて、原作が面白くないからいろいろ変えちゃったの☆こっちの方が面白いでしょ？　とキラキラした瞳で見つめられた過去の記憶が、今回の月光によって掘り起こされました。
もう×年前のことなので告白しますけど、当時はいいんじゃないっすかーハハハと流しましたが、主人公×ヒロインで活動していたわたくしとしましては、主人公の子を身ごもったヒロインが、オリキャラのホモ野郎に流産させられる展開だけはハラワタ煮えくりかえっておりました。

…思えばわたしが依怙地な原作至上主義なのも、このトラウマが原因になってるのかも…。


予定より長くなりましたので金剛番長は省略。金剛パパンのかませっぷりに涙。たった１コマであんな…！

夏の新連載となったジオと黄金〜は、もう高校の漫研の持ち込みとしか思えないレベルで、わじマニアから漂うのがが悪意なら、こっちはひたすら痛々しさです。
ハヤテやオニデレだって決して上手くはありませんが、この2作品はちゃんとネームに見合うだけの画力を備えているのに対し、ジオは作品のスケールを表現するのに必要な画力が絶望的にありません。コマとコマの間の取り方とか、キャラの表情とかあまりにも未熟すぎで、例えるならやっとキャッチボールができるようになったぺーぺーの高校球児がいきなり甲子園のマウンドに立たされて、右往左往しているのを見ているかのような、そんないたたまれなさを感じますというのは云い過ぎでしょうか。
…まあ少しずつ上手くなってる…ような気はしますけど。

あ、でもイレガウラのじーさんはいい味出してたよね！　すぐ死んじゃったけど！（汗）

畳みに入ってるアクロですが、ネネたんが可愛すぎてサンデーをめくる度に悶える。こんな可愛い娘っ子をなんでもっと早く出さなかったのか…！

ああ、坊ちゃんがヒロインすぎたから出しそびれたのか！（ポン！）

その坊ちゃんにネネたんに片思いフラグ立ったような気がして、気が気じゃありません。いや、坊ちゃんが失恋体質になるのが痛々しいだけで、坊ちゃんはアクロの嫁だからとか、そんな理由じゃないですyo？　坊ちゃん×ネネが成立したらそれはそれで嬉しいですyo？

結界師と神知ると絶チルも面白さ安定。いつわりびとはムラがあるのが気になりますが、面白いときのテンションの高さは異常。DDもかなりムラありですが、クカバラが可愛いからいっかーヽ(´ー｀)ノしかしあのヒロインに関しては、サンデーの読者がクロノクルセイドを知らないと思ったら間違いだぞオタク舐めんなとは思いました。