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スニーカー忍者さんとハチマキ胴着くん。

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リュウのことが大事すぎてぐるぐるしまくって仕舞にはリュウを怒らせて痴話喧嘩しちゃうような、そんなダメな武神流39代目を描くのはよしかず屋だけ!

…なので、昔ジャンル者でしたという人に「ガイ×リュウって王道だったんですか?」なんて訊いちゃダメですよ!「お前は何を云ってるんだ」という目で見られますよいやマジで。
……壱新に行った時どれだけ極楽浄土に思えたか(遠い目)。カップリングが公式なんだぜそしてえろえろなんだぜ…!

ガイ×リュウ的に一番美味しいのは初代ストZEROでして、ガイさんのCPU戦固定がソドム→ケン→サガット→リュウ→ベガと、リュウにたどり着いてベガに至るまでの流れだけで、海で泳ぐように妄想できたもんです。(ちなみにリュウ固定はガイ→ケン→サガット)ステージも同じだったんだぜ…!

当時のキャラ別のバックストーリーから察するに、多分初代ZEROでは、スタッフはガイを「ひとりの格闘家」として捉えていたと思うんですよ。一度死んだ格闘術を復活させるために戦ってて、そのキーパーソンがリュウでベガは応用っつーか、ボーナスステージみたいなもんだったと(云い過ぎ)。

ところがどっこい、半ば公式化している聖典・中平マンガにおけるガイさんが、格闘家どころか「人の世を乱す者」を成敗する、殺意の波動も片手でいなしちゃう正義超人に設定されちゃったせいで、ZERO2以降目的がそっちにシフト。ベガ討伐のために動く人になり、自動的にリュウとも縁が薄くなってしまったのでありました(涙)。

カプコンがあそこまで中平マンガに影響されんかったら、ガイさんはあくまで「武神流の再生」のために戦うひとりの格闘家で、もっとリュウに深く関わる人になっていたんではないかと思えて、それが今でもちょっと惜しいです。未練たらしい。

まあ中平ガイは今でも聖域どころか、このマンガのガイさんにクラっとした勢いでストZEROやりはじめたんですけど。今でも読むと部屋中のた打ち回るぐらい好きですけど。リュウにとっての「父性」だったしなあ。(ちなみにローズという「母性」もいました)どう読んでもリュウしか眼中にn(自粛)。

でもZERO3とカプジャムでガイさんリュウにメロメロなセリフ吐いてるんだぜ。初代スト3でリュウは「武神流」って口にしてるだんぜ…! スパ4で今でもそんなにリュウを好きか! と悶絶するようなセリフ云ってくれれば、諭吉数枚失うことになっても何ひとつ惜しくないですヽ(´ー`)ノ

ああ、語りたいことはまだあるけど、今日はここで打ち止めておこう。

…今日は?