我が目を疑う展開が多すぎる。

近況というか雑談でも書こうかと思ってたのに、バクマンにものすごい爆弾投下があったのでまたバクマン感想ですすいません。
もう今年の週刊少年漫画誌において、エデンの檻のコトミ様以上にインパクトのあるキャラは出てこないだろうと思っていたのに、まさか中井さんが猛然と追い上げるとは思いもよりませんでした。

つか、中井さんのあまりの下衆っぷりに怒りを越えて吹いてしまい、さらににちゃんのバクマンスレのリオのカーニバル並の中井死ね祭に、もう1回吹いてしまいました。
今回は単行本派の方も、本誌を読んで欲しいぐらい凄いですぜ。なんせ蒼樹女史と加藤さんを脳内両天秤にかけて「蒼樹さんに脈アリならそっちしにしよwwwモテる男は辛いなwwwフヒwww」でしたからね!(本当)

細かいことは後述するとして、とりあえず中井さんを心から応援していた(?)いぬまるくんの純情を裏切ったことに対する謝罪と賠償をy(略)。

そうそう、TVアニメ化決定だそうで正直あんまり嬉しくないんですが(バクマンはアニメにして面白くなりそうな要素がないんで)、エイジの声が阪口神だったら毎日「エイジ可愛いよエイジ」を念仏代わりに唱えます。

・亜豆ともう一度話し合おうとするサイコーでしたが、亜豆の依怙地な態度にキレて口論そして断絶。うん、サイコーはキレていい。「亜豆はオレを信用してない」「あっちの云い分を聞き入れたら尻に敷かれる」よしよしそれでいい。だけどシュージン、おめーはダメだ。
・岩瀬さんの手紙を読んでも尚、誤解を解こうとしないシュージンはもう彼氏としては最低の部類に入るんじゃ。あの手紙で見吉がどんだけ傷ついたかとか、想像もしないのかいっぱしのマンガ原作者のクセに。
・もう見吉はシュージン捨てていいと思うけど、サイコーと亜豆がどうしてもネックになるわなあ…。
・つか、サイコーと亜豆も別れていいじゃんと思いますが、イイ歳のマンガ読み的には神展開になっても、メイン読者の小中学生はショック受けそうだからナシかな。
2人とも隠し事するなんて酷いよねと見吉に怒りをぶつける亜豆さんですが、だったらサイコーと別れて、近況はもちろん今履いてるぱんつの色まで、毎日逐一報告してくれる彼氏を見つけたらいいじゃない。もちろん亜豆も、望まれたらぱんつの色まで毎日教えるんだよね? かくしごとはしちゃいけないんだもんね?ヽ(´ー`)ノもう亜豆のお子様ぶりにはついていけません。
・つか、見吉にしてみたらありがた迷惑もいいところの行動じゃないのか。
・サイコーと亜豆まで気まずくなったことに慌てたシュージン、まずこんがらかった人間関係を整理するために、蒼樹女史との関係を断とうと電話しますが、すっかりシュージンに心を許している様子の女史を突き放せず、むしろ「蒼樹さんはこんなに素直なのに見吉ときたら(意訳)」と更に逆ギレを深め、考えるのを止めてしまいます。
・シュージン…これ以上幻滅させるの止めてくんない? 1巻を買った時点でシュージン萌え萌えだった自分に、「あいつは最低の駄メガネになるから後悔するぞ! エイジ一択にしとけ!」と忠告してやりたい。
・それにしても女史の「こんにちはー」が可愛すぎて生きてるのが辛い。
・そんな人間関係のゴタゴタをよそに、大発タントは赤マルで本ちゃん1位ゲット。港浦さんすっかり有頂天で、山久さんに上から目線で接します。頑張れ山久! そのデコスケ野郎の天狗の鼻をベキベキにへし折っちゃえ!ヽ(`Д´)ノ
・図に乗りまくった港浦さんが、高浜くんの「もうギャグは勘弁して下さい」という懇願を一切聞かなくなる姿が眼に浮かぶようで、殺意すら覚えます。高浜くん頑張れ…!
・無能な担当や、バカップル状態向上心ゼロのアシスタントとの人間関係に苦しみながら原稿を上げる高浜くんこそ、バクマン世界でいちばんリアルに描かれている新人漫画家だと思います。
・一方山久さん、静河2位蒼樹3位と、港浦さんに負けたのが悔しかったらしく、3位とはいえ評判が良かった蒼樹女史の読みきりのテコ入れのため、ハイドアと同じ形で中井さんの作画でリメイクすることを決意。女史にその旨を伝えます。
・しっかし女史、ぱんつ描くの下手ですな。オヤジ心の無さが窺えるというか、河下先生を見習えと云いたいです。あねどきっが死ぬほどつまらないことはともかく
・読みきりだから何とかなったものの、しょせんシュージンから聞いたコイバナのパッチワークでしかない「青葉の頃」の連載化は難しくないですか? 山久さんはそのへんの事情は知らないだろうしなあ。
・中井さん起用を頑なに拒むのかと思いきや、すんなり聞き入れた蒼樹女史は、自ら中井さんに頼みに行くと申し出ます。
・このへんの女史の心情に関しては、もう1回読み直さないとなんとも。確認しようとコンビニ行ったらもうジャンプ売り切れてたし。ワンピ効果?
・女史から電話を受けた中井さん、何故かちょっと会いましょうと云い出します。この時の中井さんの脳裏に浮かんでいたのは「若葉の頃」の例の一場面(デブの体育教師の告白)。福田くんに云われた時はスルーしていたクセに、内心では「こんなシーン描くなんて、蒼樹さんやっぱりオレに気があるんじゃんフヒヒwww」と思っていた模様。
・そしてハイドアコンビ、ファミレスで久々の再会。もう一度コンビを組んでほしいという蒼樹女史の申し出に、中井さんは気が遠くなるような爆弾返答をします。
・いわく「ボク付き合ってる(も同然の)女の子がいるんですよー、名前は(加藤)奈津美ちゃんって云うんですけどね、だから二股かけるつもりないんでハッキリ云わせてもらいます。ボクと恋人として付き合うんなら、一緒に仕事してあげてもいいですよ(意訳)」
・…え? え?? 何云ってるのこの肉塊??? つか、少年誌だから表現が柔らかいだけで、「一緒に仕事して欲しいならヤらせろ」と云ってるも同然じゃ? いやもう、ここまで素で傲慢だと、滑稽に見えて笑えてきます。
・呆然とする女史に、大事なことだから二度云った中井さんは直後、女史から壮絶なビンタを喰らいます。この時の女史の泣き顔にグッときたのに、バクマンスレではおっぱいの揺れ具合しか語られなかったという事実。
「最低です!」と涙ながらになじる女史を、中井さんは下卑た眼差しで見返し、「…決まりですね。じゃあ奈津美ちゃんが待ってますので。さようなら」と去るのでした。この時の中井さんの顔つきときたら、デスノの出目川とどっこいなぐらい下品で、この場に魅上が居合わせていたら即☆削☆除☆間違いなしだったでしょう。
・中井×蒼樹確定なら、一度はこんな修羅場も通らないとカップル成立は難しいのは分かるんですが、これはちょっと…。
・確かに、蒼樹女史も身勝手な行動や言動で、中井さんを傷つけ振り回したのは事実だし、当然の報いだと思います。だけど、ここまで彼女の純情を踏み躙るこたないでしょう大場先生。
・中井さんも、せめて「ボクのことを振っておいてまた一緒に仕事がしたいなんて、無神経です!」とか、感情に任せた云い方なら拍手もんでしたが、ここまで下衆いことを云うとは予想外でした。加藤さんに持ち上げられて、有頂天になってたとしか思えませんな。
・あの後、聞かれもしないのに加藤さんに「蒼樹さんにまた一緒に仕事しないかって誘われたけど断ったよ。あんなビッチより奈津美ちゃんと一緒にいたいしねHAHAHA」的なことをベラベラ喋って、加藤さんに「はあ…」と、ものごっついしらけた目で見られるといいよあの毛ダルマ。もしくは苛立ちMAXの高浜くんに「職場に恋愛持ち込む人にいられると迷惑なんですよ!」とキれられてもOK。
・中井さん自らによるフラグ大破壊により、宙に浮きそうな「青葉の頃」は一体どうなるのか。傷ついた蒼樹女史が頼るのはやはりシュージンなのか。経緯はともかく、事の次第を知ったシュージンがどう出るのか。もう気になりすぎて仕方ありません。白ひげ決死の反撃より気になるとはどういうことだキバヤシ!
・ここまでで好き放題やらかしている、シュージン&中井が今後どれほどのツケを払わされるのか、想像しただけでワクワク、いやドキドキします。サイコーはまあ、他愛ない痴話喧嘩だし。
・個人的には福田くんが遅ればせの参戦で蒼樹女史をかっさらい、シュージン落胆&中井涙目ルート希望。まあ無理でしょうけど。

バクマンがここんところ凄すぎて、他ジャンプマンガの感想が書けてないのが我ながら悲シス。また気が向いた時にまとめて書きます。
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