あをぬばぢずばだ。(ばーいTO-Y)

…という訳で、半年以上も喉から手が出るほど欲しくて探していたクレイズのCCさくらOPコス完成品をヤフオクで競り負けたり、うっかり銀魂を見逃したり行きつけの病院が閉鎖の危機だったり(以下略)と、一年分の災厄がいっぺんに降りかかってるかのごとく暗黒の日々を過ごす中、せめてもの気分転換にと「犬神家の一族」の最終上映を見に行ってきました。(そして帰りに突然の雨に降られて電車代傘代云々と余計な出費をした訳で)

とりあえずネタバレ以外の感想としては、オリジナルも今回のリメイク版もさほど変わらないというか、オリジナルの方が今観たら新鮮なところはいっぱいあると思います。特に犬神三姉妹の女優陣は、オリジナルの方が迫力あって断然いいです。でも珠世役は今回の松嶋菜々子の方が良かったかな。あと佐清のお馴染みまっちろゴムマスクも、技術の進化もあってかヘンにリアルで気持ち悪くて良かったです。

しかし何がべっくらしたって、石坂浩二も加藤武もオリジナル当時と違和感がほとんどない演技だったということです。市川演出も若干のもの足りなさはあったとはいえ、監督の御歳91ということを考えると、ここまでのものを作れるというのはものすごいことではないかと。

とにかくも石坂金田一スキーで、「八つ墓村」のトヨエツ金田一のカッコつけ演技にブーブー云ってた身としては、監督がまだこれぐらいのクオリティで作れるんなら石坂金田一で八つ墓かさもなきゃ「本陣殺人事件」辺りをリメイクして欲しいと切に願います。あ、ちなみに吾郎ちゃんの金田一も愛嬌があって好きです(どうでもいい)。

続きを読むでネタバレ感想を書こうと思ったんですが、オリジナル版とさして変わらんので特に書くことがないのに気が付いた罠。あ、ラストだけ全然違うのですが、リメイク版ラストはオリジナルと匹敵するぐらい良いですよ。これだけのために、DVDで見直してもいいんじゃないかと。
とりあえず、個人的には観れて良かった映画です。原作実家にあるんですが、買い直そうかなあ。

次のスクリーンはスパイダーマン3な確信。楽しみでたまらんです。
はらよしかず :: - :: -
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